埼玉県ふじみ野市で渡辺宏容疑者が27日夜、医師を人質に立て籠もった事件で、渡辺宏容疑者が緊急逮捕されました。
渡辺宏容疑者の自宅とFacebookを調査し特定。名字標記が「渡辺」か「渡邊」なのかを検証。マザコンクレーマーの渡邊宏容疑者の経歴を見ていきます。

渡邊宏のFacebook(フェイスブック)
27日夜に埼玉県ふじみ野市の民家で起こった猟銃立てこもり事件で、28日朝、警察が突入し犯人の渡辺宏容疑者を緊急逮捕しました。
事件が発覚したのが、27日夜9時過ぎ、埼玉県ふじみ野市の消防に入った119番通報は、緊迫感に包まれたものでした。通報したのは、渡辺宏容疑者に打たれ自力で逃走した医師。被害に会ったのは、この石を含む3人。
そのうち、鈴木純一医師だけが渡辺宏容疑者の自宅に人質として捕らえられ、渡辺容疑者はそのまま立て籠もりました。
翌朝、8時前、警察が渡辺宏容疑者宅に突入し緊急逮捕しています。立て籠もり中の渡辺宏容疑者と警察とのやり取りの中では「人質(鈴木純一医師)は無事」という話だったのですが、救急車で搬送された鈴木医師は、その後死亡が確認されています。
27日夜、現場近くのクリニックの鈴木医師ら3人が渡辺宏容疑者に呼び出され、渡辺容疑者の自宅に弔問に訪れた際に事件が起こっています。
- 名前:渡辺 宏(わたなべ ひろし)渡邊 宏
- 年齢:66歳
- 住所:埼玉県ふじみ野市大井武蔵野
- 職業:無職
逮捕時の顔画像はあるものの、普段の渡辺宏容疑者というのはどんな顔をしているのかを見たく、まずは、フェイスブックを調査しました。フェイスブックの検索窓に漢字で「渡辺宏」と入力して検索。
すると、
想像はしていたものの、やはり「渡辺宏」という同姓同名は多くあり、実に、99件のアカウントがヒット。その中身を調べてみましたが、渡辺宏容疑者と特定できるものはありませんでした。
ここで、わたしの知人に「渡辺」の姓を持つ知人がいるのですが、この知人が通常は「渡辺」と書くが、実際、戸籍などの文字は「渡邉」と書くと言ったことを思い出しました。
確かに「渡辺」「渡邉」「渡邊」「渡部」などがあります。なので、報道でどんな文字が使われているかを再確認するため調査しました。
すると、「渡辺宏」と渡辺宏容疑者の名字をそう書いた報道が多かったのですが、天下のNHKの報道ですと、
「渡邊宏」となっていたのです。
ということで、再度Facebookを調査すると、
「渡邊宏」というアカウントが、
全部で31件ヒット。
そのアカウントの中に「ふじみ野市在住」標記際のあるものがありました。
それがこちらのアカウントです。
しかし、このアカウントには投稿やプロフィール写真などの掲載は無く、これ以上の情報が無く、特定とまではいきませんでしたが、おそらく、渡邊宏容疑者のもので間違いないと思われます。
渡邊宏容疑者の自宅(ふじみ野市)を特定
渡邊宏容疑者による、猟銃立てこもり事件が起こってから、テレビなどで遠くからの撮影が多くありました。渡辺宏容疑者が猟銃を持っているということで、事件現場となった渡辺宏容疑者の自宅から300m県内の住人には避難勧告が出され、規制線が張られていました。
この画像で、報道陣がカメラを構えるその先に、事件現場となった渡邊宏容疑者の自宅があるわけですが、この場所を探しだしました。
報道陣がカメラを構え待機しているのは、この場所になります。
カーブミラー、そして、角の家の形状も全く同一です。
さらに、渡邊宏容疑者が確保された後、救急車が呼びこまれるこの画像は、
先ほどの報道陣のところから入っていた場所になります。
その画像がこちら。
ここも、過度のお家の玄関ドアの形状や色などで、間違いないと確認できます。
そして現場となったのは、この先のこの家。
ここが、渡邊宏容疑者の自宅で、鈴木医師が人質として監禁されていた場所となります。ここの住所が、「埼玉県ふじみ野市大井武蔵野1352」。近所の人の話では、渡邊容疑者は2~3年くらい前にこの家に引っ越してきて、92歳で26日に亡くなった母親と2人暮らしでした。
渡邊宏容疑者は母親頼りのマザコンのクレーマー男
渡邊宏容疑者は、2016年頃から母親を介護を熱心にしながらこの家で暮らしていたそうです。渡辺容疑者の母親は寝たきり状態だったようです。
今回の事件で人質に取られなくなった鈴木医師が、渡邊宏容疑者の母親の主治医を6年間にわたって務めてきていますた。しかし、最近は母親が病気で食事が出来なると、それに対する治療方針をめぐって渡辺容疑者と鈴木医師の間で意見の食い違いがありトラブルとなっていました。
母親は26日92歳で亡くなってしまいましたが、近所の住人の話では、渡辺容疑者は母親が亡くなってかなり荒れた状態だったということです。
渡邊宏容疑者は、鈴木医師の治療方針に従って介護をしたのに、結果的に母親が亡くなってしまい、「ダメだったじゃないか」と言っていたようです。
鈴木医師が所属する東入間医師会には昨年1月以降、今月24日までの間に、渡辺容疑者から母親の診療方針について十数回にわたって電話相談があったそうで、母親を入院させた方がいいとする鈴木医師に対し、在宅介護を望む渡辺容疑者との間に食い違いがああり、トラブルとなっていました。
母親を大事にしていたのは近所の人の目撃や証言により間違いないものと思われますが、「とにかく母親のことになると異常だった」と証言する人もいて、かなりのマザコンだったと考えられます。
また、ネットなどでは年金目当てで介護していて、亡くなってしまったので、医者に逆恨みしたのではないかという意見なども出ているようです。
しかし、母親が亡くなる前から自身が介護することに固執しているあたり、マザコンの方が強いのではないでしょうか。その治療方法を巡って、鈴木医師を逆恨みしたものと考えた方がよさそうです。
渡邊容疑者が猟銃立てこもり事件での精神疾患は無し
渡邊宏容疑者に精神疾患があったのではないかとネットに意見が出ていたのですが、今回の事件は渡辺容疑者が猟銃を使って事件を起こしたので、猟銃所持することについて調べて見ました。
埼玉県の「令和3年度狩猟免許試験 受験案内」というのを見てみると、
「次に掲げるいずれかの病気にかかっている方
ア 統合失調症
イ そううつ病(そう病及びうつ病を含む。)
ウ てんかん(発作が再発するおそれがないもの、発作が再発しても意識障害がもた
らされないもの及び発作が睡眠中に限り再発するものを除く。)
エ 上記のア、イ、ウに掲げるもののほか、自己の行為の是非を判別し、又はその判
別に従って行動する能力を失わせ、又は著しく低下させる症状を呈する病気」
これらの病気にかかってる方は受験できずとなっています。
そして、
このような医師の診断書も添付されていました。
また、試験も「知識試験」「技能試験」「適性試験」などがあり、さすがに簡単ではなさそうです。
その有効期間については、「猟銃の有効期間は、所持許可を受けた日から3回目の誕生日が経過するまでの間とされています。引き続き猟銃を所持しようとする者は、3回目の誕生日ごとに所持許可の更新を受けなければなりません」となっています。
このことから、今回の事件で渡辺宏容疑者は猟銃を使用して犯行を起こしましたが、これは精神疾患によるものとは考えにくいでしょう。
コメント