【大和市・小1男児殺害事件】母親・上田綾乃容疑者

上田綾乃容疑者のウソ「見破った児童相談所に家裁が却下に怒り」次男の訴え届かず・神奈川県大和市

【大和市・小1男児殺害事件】母親・上田綾乃容疑者

神奈川県大和市の上田綾乃(うえだあやの)容疑者が、次男の雄大くんを殺害したとして逮捕。上田綾乃容疑者は他にも3人の子供を亡くし、児相が保護の過去も。

上田綾乃容疑者のウソを調査し、児童相談所と家庭裁判所の対応をチェック。上田綾乃容疑者の正体を暴いてゆきます。

上田綾乃(うえだあやの)容疑者のうそ

神奈川県大和市で、2019年8月、当時小学1年生だった次男の雄大くんを殺害したとして、母親の上田綾乃容疑者が逮捕されました。

次男の鼻と口をふさぎ、窒息死させた疑いが持たれていて、次男の遺体には顔面と後頭部に圧迫したような痕跡が残っていたことも分かってきました。

事件が起きた当時は夏休みで、神奈川県大和市の上田綾乃容疑者の自宅アパートでは内縁関係の夫と3人で暮らしていましたが、事件のあった時には、上田容疑者と次男の2人だけの状況で、次男はテレビゲームをしていたといいます。

そして、母親の上田綾乃容疑者が、「子どもが急に苦しみだした」という趣旨の119番通報をして、次男は病院に搬送され、搬送先の病院で死亡が確認されました。病院からの通報を受けた警察が捜査を開始しています。

警察の捜査に対し、上田綾乃容疑者は「何もしていないです」と容疑を否認しています。

  • 名前:上田綾乃(うえだあやの)
  • 年齢:42歳
  • 住所:神奈川県大和市西鶴間
  • 職業:看護助手(自称)
  • 容疑:次男殺害の殺人の容疑

上田綾乃容疑者の自宅アパートの近所の住人は、当時の状況について、「(雄大くんが搬送される様子を見たとき)血の気がなくて生きている感じがしなかった」と話しています。

さらに、その時の上田綾乃容疑者の態度については、特に取り乱す様子もなく、落ち着いた様子だったため「あれ?、なんかおかしくない?って」感想を語っていました。

また、関係者によると、上田綾乃容疑者は、次男が緊急搬送されている際に「ぜんそくがあり、ぜえぜえ呼吸していた」と話したということです。しかし、次男には「ぜんそく」の持病は無いということで、「ぜんそく」の告知は嘘だったとみられています。

上田綾乃容疑者は次男のほかに3人の子供を亡くしていた

上田綾乃容疑者のウソは、これだけではありませんでした。

今回、上田綾乃容疑者が逮捕されたのは、次男の雄大くんの殺害容疑での逮捕ですが、実は、上田綾乃容疑者には、次男のほかにも子供が3人いました。しかし、次男が亡くなる前に、3人とも亡くなっていたのです。

最初に2002年に長男が、生後5か月で死亡しています。この長男の死亡原因は、ミルクの誤嚥(ごえん)が死因だとされていましたが、上田綾乃容疑者は周囲には「心臓の病気で亡くなった」と話していたということです。

近所の住人は「しばらくして(長男が)亡くなったって聞いたので、そしたら心臓が悪かったんで亡くなったって」と証言しています。

長女の死亡に関しては、生後2か月の03年に「乳幼児突然死症候群(SIDS)」で急死。長男と同じく、乳幼児の時期に死亡しています。

この長男と長女に関しては、前夫との子供であり、子供が亡くなった時の様子を、「2人(長男・長女)とも、おれが仕事行っている間に危篤状態だと連絡あった。火葬のときこらえきれなくて、帰るときとか涙が止まらなくて、そのまま車を運転しているような状態」と、上田綾乃容疑者の様子を前夫が証言しています。

そして、2017年4月には、当時1歳だった三男が死亡。この三男は、内縁の夫との子供。このときの死因は分かっていません。

上田綾乃容疑者を信用していなかった児童相談所(児相)

1回目は、次男の雄大さんの兄と姉が生後間もない時期に、死亡したことが原因でした。児童相談所(児相)は医療機関からの情報提供で、上田綾乃容疑者の長男と長女が乳児期に死亡したことを、「故意の可能性がある」とみて支援をはじめていました。

このことから、2012年に児童相談所は、生後5カ月の次男の雄大くんを一時保護していました。これが1回目の保護となります。

次男の雄大くんの児童相談所による2回目の保護は、2017年4月に、当時1歳5カ月だった三男の弟が死亡したことがきっかけで、またも、児童相談所に保護されています。

保護された際、次男は児童の担当者に対し、「投げ飛ばされて、口から血が出たことがあった」「怒るととても怖い時がある」と話していました。

児相の申請を家裁が却下し上田綾乃容疑者の元へ

児童相談所は、当初から上田綾乃容疑者を信用せず、身体的虐待があるとして保護ではなく、施設への入所が必要と判断していました。

そして児童相談所は家庭裁判所に、施設で保護するための審議の申し立てをします。  しかし、家庭裁判所は「保護者が故意に何かをしたという根拠はない」などとして、これを却下。2018年に次男は上田容疑者の元に戻されてしまいます。

児童相談所の職員は、その後も上田綾乃容疑者と次男に、月に1~2回の訪問や面接を重ねたが、異変は見られませんでした。

事件の起こる4日前にも、上田綾乃親子と面接し「問題なく生活を送っている」と確認していました。

大和綾瀬地域児童相談所の高須正幸所長は、「なかなか裏付けが取れず、状況がはっきりとわかるまでは家庭以外での養育が最善と進めてきた。(家裁の判断は)残念だった」と話しています。

家庭裁判所が、次男を上田綾乃容疑者の元に送り返してしまったことに、ネットでは、

「家に戻せって言った家裁の奴が殺したようなもんだろコレ」
「いつも児童相談所叩いてばかりいるマスコミも今回はトーン低いな」
「家裁の罪は大きいよ
児相が申請してるのに家裁が書類だけ見て却下してる訳でしょ
担当者は雄大くんに詫びても詫びても足りない
本人も母親からの暴力を伝えていたのに」

というように、これまでの児童虐待事件では児童相談所がネットで炎上することが多かったですが、今回は児相は仕事をしていたとの評価。それに変わった叩かれているのが、次男を保護する判断を棄却した「家裁」という構図になっています。

次男の雄大くんは、児相職員に「投げ飛ばされて、口から血が出たことがあった」「怒るととても怖い時がある」とSOSを発していました。しかし、次男の雄大くんの訴えは家裁に聞き入れることがありませんでした。

児相の所長の言葉通り「残念」という結果になってしまいました。

上田綾乃容疑者は「代理ミュンヒハウゼン症候群」

上田綾乃容疑者は、当初から「代理ミュンヒハウゼン症候群」の可能性があるとして、大和市からマークされる存在だったといいます。

「代理ミュンヒハウゼン症候群」とはどのような病気かというと、

「「子どもに病気を作り、かいがいしく面倒をみることにより自らの心の安定をはかる、子どもの虐待に
おける特殊型です。加害者は母親が多く、医師がその子どもに様々な検査や治療が必要であると誤
診するような、巧妙な虚偽や症状を捏造します。
加害者は自分が満足できる結果がでて、処置をしてもらえるまで「その」状態を続けるため、必要の
ない検査が延々と続くことになります。加害者が医療者の注意を十分に引きつけることができないと、
子どもの症状がどんどん重篤になり、致死的な手段もいとわなくなることがあるので、十分注意が必
要です。」

このような病気でした。

つまり、自分ではなく他人の病気を装い関心を引こうとする精神疾患で、ミュンヒハウゼンというのは、ウソの冒険談を語り歩き、「ほら吹き男爵」と呼ばれた18世紀のドイツの軍人の名前で、病名の由来と言われています。

上田綾乃容疑者が、「代理ミュンヒハウゼン症候群」と言われていることに対して、ネットでは、

「大和市は代理ミュンヒハウゼン症候群の疑いがあるということで
一時保護してたとのことだがそこまでわかっててこれだろ。
中途半端に保護しないでちゃんと保護しとけばな。」
「代理ミュンヒハウゼンだから、関係ない奴を傷付けたり殺したりはしない
自分の子どもが死んで、可哀想だと同情されるのが目的だからね」
「病気なら精神病院行きだけどな
代理ミュンヒハウゼンだと確定すれば、だけど
でも治らねえw
子どもが作れなきゃ次は夫がターゲットに成る」
「あーやっぱりミュンヒハウゼンか
最初の子は本当にミルク誤飲で、味をしめたんだろうな
てか、子供2人産んで籍いれず内縁の夫って闇が深いな」

と、この「代理ミュンヒハウゼン症候群」を予測していたという人も。そして、子どもが産めなくまった時、次のターゲットは夫になるのではとの指摘もありました。

警察は、次男の前に亡くなった他の3人の子供たちについても、上田綾乃容疑者による犯行の疑いもあるとして捜査を続けています。

その結果が分かり次第、追記してゆきます。

Your Magazine

コメント

タイトルとURLをコピーしました