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撮り鉄高校生マナー違反現場「好きなアングルご希望の坊ちゃん」非常ボタン6か所押しまくり・静岡県沼津市

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列車を撮影するために踏切の非常停止ボタンを押したとして、神奈川県横須賀市の17歳の男子高校生が書類送検されました。

男子高校生が踏切の非常停止ボタンを押した現場を調査し特定。好きなアングルとはどんなアングルで、どんな写真が希望だったのかを調査します。

撮り鉄高校生マナー違反現場

列車を撮影する目的のため、踏切の非常停止ボタンを押したとして、静岡県警沼津署が12日、神奈川県横須賀市の17歳の男子高校生を威力業務妨害容疑で静岡地検沼津支部に書類送検しています。

いわゆる「撮り鉄」と言われる男子高校生は、2023年1月7日午前6時50分ごろから7時10分ごろの間、静岡県沼津市内のJR東海道本線の踏切6カ所で、非常ボタンを立て続けに押し、列車の運行を妨害した疑いがもたれています。

「撮り鉄」とされる男子高校生は「電車を撮るために非常ボタンを押した」と話し、「良い写真を撮るために電車を遅らせようと思った」と容疑を認めているということです。

撮り鉄男子高校生の携帯には、非常ボタンを押す瞬間の写真が撮影されていたということも分かっています。

JR東海では、上下計6本を全区間運休、上下計14本を部分運休したほか、上下計9本が最大58分遅れ、約4970人に影響が出たということです。

  • 名前:公開されず(未成年)
  • 年齢:17歳
  • 住所:神奈川県横須賀市
  • 職業:無職(高校生)
  • 容疑:威力業務妨害容疑

またもや撮り鉄による迷惑事件です。そして今回は書類送検されていますが、犯人が未成年者の撮り鉄高校生ということだけわかっていて、名前などの公表はありません。

この撮り鉄男子高校生が非常停止ボタンを押して列車を緊急停車させた現場となった踏切についてどこの踏切なのかを見ていきました。

この撮り鉄高校生による迷惑事件がどこの踏切だったのかについて、一部のメディアによる報道では、「西寺脇踏切」となっていました。この踏切は沼津市の踏切ということが分かっています。

そして、

この画像が事件のあった踏切とされて報道されています。

実は、踏切名までわかっているので簡単に検索できると考えていたのですが、踏切名だけでは検索できず、特定するのにかなり時間を費やしました。

しかし、

ようやくこの踏切を見つけることが出来ました。

地図でいうと、

ちょうどこの矢印の位置になります。

しかし、撮り鉄男子高校生は、この踏切一か所だけではなく、ほかの踏切の非常停止ボタンも押していたということで、その合計は全部で6か所になります。

撮り鉄男子高校生が撮りたかった列車

書類送検された撮り鉄男子高校生は、「好きなアングルで撮影したかった」などと話していたということです。

では、この「西寺脇踏切」というのは有名なところなのかと思い調べてみると、別の鉄道ファンの方と思われるブログに、

「三島~沼津間最後の踏切。この周辺は踏切が密集していて、大体100mおきに踏切がある状況です。踏切名の由来は不明。付近にお寺があるのでそれが由来になっているのでしょうか?」という案内もされていました。

このことから考えて、この踏切は撮り鉄や鉄道ファンの間では人気の場所となっているのかもしれません。

撮り鉄男子高校生が撮りたかった列車

撮り鉄というくらいですし、いいアングルで列車を停車させてまで撮りたかった列車は何だったのだろうかと思い調べてみました。

書類送検された撮り鉄高校生は、1月7日午前6時50分ごろから7時10分ごろの間に犯行を行っていて、撮り鉄高校生が非常停止ボタンを押したその時間には、撮り鉄の間で話題の「西武鉄道40000系(新型車両)」が、沼津駅から東京方面に向けて移動する予定だったということが分かりました。

そして、この画像が、撮り鉄たちの間で話題と言われる「西武鉄道40000系(新型車両)」ということです。

撮り鉄男子高校生の迷惑事件にネットの反応

今回の事件もそうですが、今月3日にも栃木県のJR宇都宮線を走る列車が、線路脇で撮影していたとみられる3人を見つけ緊急停車した事件がありました。

至近距離からカメラを構えているのを、走行中の寝台列車「カシオペア」の運転士が見つけ、列車を緊急停車させたのでした。

近年、頻繁に起こる撮り鉄の騒動に対してネットでは、

「JRの損害は勿論、多くの利用者にも損害や迷惑を与えてしまうこのような行為に対して、もっと重罪に処す法改正が必要な時代になってきているように思います。
撮り鉄だけでなく、バズる為なら企業の損害や公衆の迷惑もかえりみず己の欲望だけを満たすため身勝手な行為をする方々。
国は本格的に法改正を考えて欲しいです。」
「スシローの被害請求と同様に多額の請求をJRも行うべき。
”撮り鉄”と呼ばれる一部の人間は、他人の迷惑も顧みず自分の欲求で行動するから運航に支障もきたすし、線路わきの田畑に侵入して農家に被害・迷惑をかけているのだから、高額な被害請求を行い裁判で確定し大々的に報道されれば今後の抑止力にもなると思う。
特別列車を撮影しようとする撮り鉄の非常識な映像が報道されることはあっても、一向に改善されない現実がありますよね。
常識のない撮り鉄に遭遇した常識のある撮り鉄は注意または拘束して警察に突き出せないのですか。」
「この年齢でこういうことするって、もう撮り鉄では一般常識みたいになってるんだろうね。これじゃいつまで経っても迷惑行為がなくならないわ。大人は常に誰かに見られてると思ってマナーを守った行動をしないとね。」
「この日の電車の大幅遅延は
一年の集大成の国家試験を受けれなかった人もいた
一人の高校生がしたとはいえ
イタズラで公共交通機関の完全停止は
人の一生や人生計画にも影響があることを
知っておいてほしい」

といった風で、怒りや嘆きの声が多く聞かれます。

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