末海征河(すえうみせいが)容疑者が、交際相手を殺害したとして逮捕されました。末海征河容疑者が殺害した被害者となった交際相手を特定。
末海征河容疑者がフェイスブックで被害者女性の画像を使った偽装工作を調査。犯行動機が妊娠だった可能性をチェックします。


末海征河(すえうみせいが)の交際相手
京都府井手町で、2016年、交際相手の女性(当時19歳)を殺害したとして、殺人容疑で会社員の末海征河容疑者が逮捕されています。
事件は2016年10月22日ごろ、井手町内で女性を殺害し、奈良市にある若草山の山中に遺体を遺棄したた疑いがもたれています。
殺害された当時19歳だった女性は、末海征河容疑者と交際関係にあった女性で、末海容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
- 容疑者氏名:末海 征河(すえうみ せいが)
- 年齢:25歳
- 住所:京都府井手町井手
- 職業:会社員
末海征河容疑者と交際相手の当時19歳の女性とは、どんな女性で末海容疑者とはどんな交際をしていたのでしょう。
末海征河容疑者のフェイスブックから交際相手を調査
末海征河容疑者の交際相手との関係を調べるべく、フェイスブックとツイッターを調査しました。
こちらが、末海征河容疑者のFacebookアカウントの画像です。
普通に考えて、彼女であるなら、Facebookで「友達」登録くらいはしていそうなものなのです。末海征河容疑者のこのアカウントには1882人が友達登録されており、一応見ていったのですが、彼女と特定できそうな「友達」は発見できていません。
しかし、このアカウントには、末海征河容疑者がはにかんだような表情を浮かべる女性とのツーショット写真が掲載されていました。
末海征河容疑者のツイッターも調査
そして、末海征河容疑者のツイッターも調査しました。末海征河容疑者のアカウントは全部で3つありました。
そして、そのアカウントのうちの一つに、
「#RTしたひと紹介する」
という遊びをやっていて、その中に「木村京花さん」と呼ばれる人の情報がありました。その「木村京花さん」について調べてみると、
「まともな写真がなくてすみません
私の姉がずっと音信不通です
家に帰ってこない事などないんですが
携帯もずっと電源切れてます
木村 京花 京都在住 今年20歳の歳です
美容の専門学校に通ってます
誰でもいいんで、情報あれば教えて下さい
ご協力お願いします」
このようなツイートを発見。このツイートの日付が2016年10月23日。10月22日に行方不明となった末海征河容疑者の交際相手と日にちが合致します。ただ「ずっと」と書かれていいるのが気にはなります。
しかし、この方アカウントのツイートに、
「姉が行方不明になって2週間
たった2週間。されど2週間。
事件性がないからと行って警察は動いてくれません。
防犯カメラさえ、そこに居た証拠もないから見れないと。
子供ができたって幸せそうにしてたのに。
何のための警察なんですかね。
逆の立場で考えて欲しい」
とのツイートがありました。日付を確認すると、ほぼ末海征河容疑者の交際相手が不明になった日付と合致します。
内海征河容疑者の交際相手特定か
さらに、「木村京花さん」の名前でっFacebookを検索すると、
このアカウントを発見。
そして、自己紹介欄には、
「京都府綴喜郡」の出身で在住とありました。これは、末海征河容疑者のFacebookに記載してある出身地と在住地と全く同じです。
そして、このアカウントの友達欄に「Sueumi Seiga」というアカウントが存在しました。
そして、その「Sueumi Seiga」というアカウントを開いて友達を見てみると、
末海征河容疑者の「Sueumi Seiga」というアカウントには、「木村京花さん」が友達登録されていました。ちなみに、twitterで姉の行方不明を訴えていた「木村京花さん」の妹も友達登録されていました。
ということで、行方不明となり探されていた末海征河容疑者の交際相手の19歳の女性は「木村京花さん」の可能性が高いと思われます。
末海征河容疑者がフェイスブックで偽装工作
末海容疑者は、事件当時、ガソリンスタンドでアルバイトをしていましたが、「彼女と連絡が取れない」「捜している」などの理由で仕事を休んでいました。
つまり、末海容疑者は、本人が交際相手の女性を殺害していながら、自身の勤務先には彼女を探す心優しい彼氏としての偽装工作をしていたことになります。
さらに、最初に紹介した方のFacebookの漢字で「末海征河」と書くアカウントには、はにかんだ女性の写真があったと記載していました。
その画像がこちらです。
そして、先ほど被害者の妹さんが行方不明の姉を探すツイートをした際に、掲載していた写真がこちらです。
同一人物です。つまり、交際相手の女性の写真を、「末海征河」という方のアカウントに掲載していました。問題はその日付です。
もう一度、フェイスブックのプロフィール写真となった方の画像を見てみると、「末海征河さんがプロフィール写真を変更しました。2016年12月24日 」となっています。交際女性が行方不明となったのが10月22日ですから、その2か月後ということになります。
どういうことかというと、亡くなった交際女性と一緒に写った写真を、末海征河容疑者は自分のFacebookアカウントのプロフィール写真として使い、「自分は犯人じゃない」「彼女が行方不明となり、今でもその彼女を思う可哀想な男」という演出をしていたのではないかと考えられます。
このことが、偽装工作としてFacebookを使ったのではないかということになります。
末海征河容疑者の生い立ち
末海征河容疑者の「生い立ち」については、本人がフェイスブックなどにも記載していますが、京都府綴喜郡の出身で大学は帝塚山大学に進学しています。
つまり、被害者の女性と同郷ということになります。
しかし、どんな事情だったか、今回の事件と関係があるのかは定かではありませんが、末海征河容疑者は大学を中退し、2016年頃には、京都府内のガソリンスタンド3カ所でアルバイトとして働いていました。
末海征河容疑者は車好きのようで、フェイスブックやツイッターには、数多くの高級車の写真画像が掲載されています。
末海征河容疑者の犯行動機について
この記事を見ていただいてお判りの通り、末海征河容疑者の交際相手の当時19歳の女性はとても可愛い、はにかんだ笑顔が印象的な女性です。末宇海征河容疑者は、なぜこの交際相手を殺害する必要があったのでしょうか?
その理由について、気になるのが、行方不明の姉を探す妹さんのツイート。
もう一度見てみると、
「子供ができたって幸せそうにしてたのに。」
この部分。どうしても気になります。被害者の女性は子どもが出来て嬉しそうだった。しかし、末海征河容疑者は、嬉しくは無かったのではないかと考えられそうです。
そして、ニュースでは、
「何か元彼と喧嘩して上狛のファミマらへんで降ろされて携帯も元彼の車やって歩いて帰ってきました、わら」
とありました。これが事実だとすると、元彼という表現から末海征河容疑者とは別れていたとも考えられます。
あくまで推測となってしまいますが、交際相手の19歳女性が妊娠を告げたことが、末海征河容疑者にとっては困ったことで、結果、短絡的に殺害となってしまったのではないでしょうか。
動機については、今後解明が進むと思います。新しい情報が入り次第、追記してゆきます。
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