ソニー生命社員の石井伶容疑者が、在宅勤務中に不正な手続きで海外連結子会社の銀行口座から約170億円を外部の口座に不正送金した巨額詐欺の疑いで逮捕です。
石井伶容疑者の顔画像をチェック。170億を独り占めすることが本当にできたのか?組織的犯行の噂も調査してゆきます。

ソニー生命社員の石井怜容疑者の顔画像
ソニー生命の海外子会社名義の口座から、約170億円を不正に別口座に送金し騙し取ったとして、ソニー生命の社員が詐欺の疑いで警視庁に逮捕されています。
逮捕されたソニー生命社員の名前が、石井伶容疑者です。
具体的な石井怜容疑者の犯行は、今年5月、上司の承認を得たように装い、大西洋の英国領バミューダ諸島にある子会社名義の口座から1億5000万ドル、日本円にして約170億円を、海外の別の口座に不正に送金してだまし取った疑いがもたれています。
その送金がなされた翌日に、ソニー生命が口座の残高を確認したことで被害が発覚。警視庁に刑事告訴していました。
今後、警視庁は、海外の捜査機関と連携。巨額の資金の送金先や使いみちなどについて実態解明を進めることにしています。
- 名前:石井 伶(いしい れい)
- 年齢:32歳
- 住所:東京都品川区東五反田4丁目
- 職業:会社員(ソニー生命社員)
- 逮捕容疑:詐欺
170億円もの詐欺とか、途方もない巨額の詐欺事件です。被害額だけ比較するなら、この最近逮捕された日大の田中理事長の詐欺事件が軽く軽視飛んでいきそうなほどです。
この事件を起こしたソニー生命社員の石井伶容疑者の顔画像がこちら。
何となく頭の良さそうな感じの顔の石井伶容疑者。
ただ、決して大胆なことが出来るような顔には見えませんね。
ソニー生命社員石井怜容疑者のFacebook顔画像
しかし、逮捕時の画像ではマスクをしているので、顔全体が分かりません。マスクを外すと、ひょっとして印象が違うのかもしれません。そう思うとマスク無しの石井伶容疑者の顔画像を見たいと考え、フェイスブックを調査しました。
まずは、フェイスブックの検索窓に「石井怜」と入力して検索。
すると、
このように、出てきた「石井怜」という名前のアカウントが全部で23件ヒット。しかし、現在ある石井怜容疑者の情報で、アカウントを特定することはできませんでした。
そして、他にもひらがなやローマ字でも検索しました。
しかし、この中に石井怜容疑者のFacebookアカウントであると特定できるものを見つけられていません。引き続き、調査を続行していきます。
メガネの根暗男の石井伶容疑者がソニー生命の170億を独り占め
しかし、ソニー生命社員石井伶容疑者の顔を見ていて、どうしてもひとりで犯行を犯しそうな顔には見えません。
どちらかといえば、家の暗くした部屋でPSなんかやっていそうなオタク系な感じに見えます。しかし、何か事があると、メガネの奥の瞳がキラリと光って、キレる頭で悪だくみを考えそうな感じではあります。
ただ、170億円を自分一人の決断で詐欺してしまうほど、度胸がありそうな顔には見えないですね。
しかしネットでは、
「やりてやん」
「170億、これは凄い!」
「170億とは思い切った額だなw」
「170億円とは豪気だのぉ」
「170億はすごい有能だな」
「170億ってwwwwwwwww 史上最高記録じゃね?」
「数万円の窃盗で捕まるよりよっぽどいいな」
といった風で、石井伶容疑者への関心というよりも、ソニー生命の被害額の170億円という額に興味があるようです。
そして他にも、
「凄い金額、170億だよ170億
日大だとか山内元議員なんかの犯罪がかわいく見えてくる
この金を一体何に使ったのか?
メチャ興味あるんですけど 😁
170億円不正送金疑い ソニー生命社員を逮捕」
というように、170億の使い道を気にする人も多くいました。
組織的犯行を疑う声
この事件、金額が170億もの詐欺事件で半端な金額ではないだけに、石井伶容疑者1人の犯行ではないのではないかという声もネットで多くみられます。
「平担当が決済なく170億もうごかせるのか」
「個人のはんこうじゃないね。消されるか?」
「これ死刑覚悟で脅されたとしかおもえんなあ
犯罪組織絡みでしょ?」
「こじんでこんな巨額の金をちょろまかすとは思えんけどうなんだろ」
「一人で考えて実行したのだろうか」
と、多くの人が、石井伶容疑者1人の犯行ではないのではないか?と、疑問を持っています。実際の犯行をもう一度図で見てみると、
ソニー生命の決済を自分だけが担当していたわけではなく、上司の決裁を偽装して犯行に及んでいます。この偽装が出来るのであれば、一人で犯行することはできるでしょう。
ただ、問題は170億円という金額。普通の人間は、その金額にビビッて、仮に頭の中とかで計画することがあったとしても、実行できる人はいないかと思います。
しかし、石井伶容疑者はそれを実行しています。後ろに石井怜容疑者だけでなく、別の人間や組織が絡んでるのではと思いたくもなります。
このあたりに関しても、捜査進展があり次第追記していきます。
ソニー生命について
ソニー生命っていったいどんな会社なんだ?という声もネットで多かったので、ソニー生命について調べました。
現在のソニー生命は、1979年8月、アメリカプルデンシャル生命(ザ・プルデンシャル・インシュアランス・ カンパニー・オブ・アメリカ)との合弁で、ソニー・プルーデンシャル生命保険として設立されています。
1980年2月にソニー・プルデンシャル生命保険、1987年9月にソニー・プルコ生命保険へと改称。1991年4月から現在の社名となり、1996年にソニー生命の100%出資子会社となっています。
ライフプランナーによる個人コンサルから企業を対象にした法人コンサルまで幅広く営業し、業績を伸ばしてきた会社です。
しかし、今回の詐欺事件では、石井伶容疑者は営業社員ではなく内勤職員の立場。上司の決裁を偽装して犯行に及んでいることから悪質です。
ソニー生命の170億詐欺事件の新しい情報が分かり次第追記していきます。
過去の巨額詐欺事件
今回の石井伶容疑者によるソニー生命の170億の巨額詐欺には、ネットでもその額に驚きの声が多数ありました。170億というのは「史上最高記録」ではないかとのコメントも多くありました。そこで、過去の巨額詐欺について調べてみました。
日本で大きな詐欺事件として取り上げられることが多いのが、「豊田商事」の事件です。 金の地金を商品に用いた現物まがい商法(ペーパー商法)と言われるもの。契約者は金の地金を購入する契約をするが、実際に現物は客に渡らず、契約証券を引き換えに受け取っていました。会社は地金を運用し年利10~15%の配当を出すとしていました。
被害者数は3万人とも5万人とも言われ、被害総額も1500~2000億円とされています。1985年に騒動となった事件で、50代以上の方の記憶にはある事件かと思います。
他にも、1991年の「茨城カントリークラブ事件」の多額の詐欺事件でした。「茨城カントリークラブ」の開発会社、常陸観光開発がゴルフ会員権を2830名限定と偽って募集し、実際には5万2000人以上もの会員から金銭を集めて、約1000億円の資金を関連会社に横流しした事件でした。
最近では、2021年に発覚した「西山ファーム」詐欺事件。果物の転売ビジネスに投資することで、毎月配当がもらえるという詐欺事件が起きました。クレジットカードを使った詐欺事件で、被害者は約1500人、集めたお金はトータルで約134億円に上ります。
しかし、これらの事件は、詐欺の対象となったのは個人。石井伶容疑者が起こしたソニー生命の今回の巨額詐欺事件は相手がソニー生命という法人で、しかも、犯行に及んだのが石井伶容疑者1人です。今までの事件とはかなり様子が違った詐欺事件ということが出来るでしょう。
もし、石井怜容疑者が一人でたくらみ、一人で犯行に及んでいたのなら、個人が起こした巨額詐欺事件としては、トップになると思われます。
石井伶被告はお金を増やしても実刑【追記】
ソニー生命保険の海外子会社から約169億円を不正送金し暗号資産のビットコインに交換して隠匿したとして、詐欺罪などに問われた同社元社員、石井伶被告(33)の判決が18日、東京地裁であった。
計画的犯行で、隠匿方法も巧妙だと、石井被告に懲役9年(求刑懲役10年)を言い渡されています。
この事件では、不正送金された資金が暗号資産「ビットコイン」に変換されていましたが、警視庁とFBIが連携して回収、円安・ドル高などの影響で、最終的に被害額を上回る220億円あまりが返還されていました。
不正送金額を上回る返却に、裁判の行方が注目されていましたが、実刑判決となりました。
東京地裁は、「刑事責任は、同種の詐欺事案において最も重い」としながらも、「結果的にとはいえ、被害の全額以上の返還に至ったことは被告人の量刑判断において考慮すべき」として、懲役9年となったようです。
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