富田林市の小野真由美容疑者が逮捕。2歳児の女の子を集合住宅に放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄容疑で、祖母の小野真由美容疑者と、内縁関係の桃田貴徳容疑者が逮捕されています。
小野真由美容疑者の複雑な家族構成をチェック。ネット炎上のエアコンが28度設定だったことを調査。親の三男とその妻についてみていきます。
小野真由美(まゆみ)容疑者の複雑すぎる家族構成
大阪府富田林市の集合住宅の自宅の中に、2歳児の小野優陽(ゆうは)ちゃんが半日近く放置され、熱中症でなくなっています。
この事件で、この家に住む優陽ちゃんの祖母の小野真由美容疑者と内縁の夫の桃田貴徳容疑者が保護責任者遺棄容疑で逮捕されています。
そして、優陽ちゃんが亡くなった原因がだんだんと明らかになってきました。優陽ちゃんが亡くなった29日には、祖母の小野真弓容疑者は、桃田貴徳容疑者と5歳の五男とともに外出。小野まゆみ容疑者は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行っていた」と供述しています。
優陽ちゃんは、自宅で柵の中に入れられており、その柵は高さ約90cmの柵で、四方に板が張られるなど、脱出しにくいよう細工されていました。その柵の中には、飲食物などは置かれてなく、細工したことによって通気性が悪くなり、熱中症になったと考えられます。
エアコンがつけられてはいましたが、捜査員が現場に駆け付けた際のエアコンの設定温度は28度となっていました。
- 名前:小野 真由美(おの まゆみ)
- 年齢:46歳
- 職業:無職
- 住所:大阪府富田林市
- 容疑:保護責任者遺棄容疑
この事件で、小野真由美容疑者の年齢が46歳で優陽ちゃんとの続き柄が祖母。しかも、夫は内縁で事件当時USJに五男と内縁関係の桃田貴徳容疑者と言っていたということで、ネットでは、小野真由美容疑者の家族関係に関して話題になっています。
「複雑な家庭だ! 連れて行けよ! 相変わらずやのー。 なっさ けない。 可哀想に。」
「家族構成が複雑」
「46で祖母という時点でだいたいどんな家系なのか想像がつく」
「殺された子は孫でUSJ連れてった5歳の子は新たな内縁の旦那との子供。
典型的な家系図描くと無茶苦茶になってる底辺一家。」
ということで、家系図を見てみましょう。
いろんな報道機関が、小野真由美容疑者の家系図を作成していますが、図だけですべて説明するにはなかなかに複雑で、「同居は誰とどこまで?」「2歳児の母親はどこに?」ってことになってしまいます。
小野真由美容疑者には全部で5人の子供がおり、そのすべてが男の子です。富田林の自宅アパートで同居しているのが、四男(15)と五男(5)、そして内縁の夫、そして亡くなった小野真由美容疑者の孫の2歳児の優陽ちゃんでした。
ということは、長男次男のほか、優陽ちゃんの父親である三男と母親は、同居していませんでした。つまり、優陽ちゃんは祖母の小野真由美容疑者に預けられていたわけです。
このことについては報道で、優陽ちゃんは小野真由美容疑者の三男が18歳、母親が17歳の時に生まれていて、小野優陽ちゃんが0歳だった20年1月、三男が実母に面前で暴力を振るう「心理的虐待」があったということで、祖母の小野真由美容疑者に引き取られていたとされていました。
USJに行った小野まゆみ容疑者と発見者の四男
亡くなった2歳児の優陽ちゃんを自宅の柵の中において、食べ物も飲み物も与えず、小野真由美容疑者は外出しています。
その外出は、内縁関係の桃田貴徳容疑者と、小野真由美容疑者と桃田貴徳容疑者の間に生まれた5歳の五男をつれてUSJへと行っていました。出かけた時間は午前5時だったということです。
この行動に対しネットでは、
「自分の5歳の息子は連れてって2歳の孫は置いて行って◯したんか、差別する酷い毒親。普段から食事も与えてないだろ、有り得ないから。」
「急いで買い物だけ行ってくるのも憚られるのに11時間て」
「孫と居るより男と遊んでた方が楽しい婆さんなら
こういうことも起こるわな」
「孫より5歳の子供とのUSJが大事だった」
小野真由美容疑者は「親」ではないですが、孫だとはいえ預かった以上は、自分の子どもと同じく対応すべきであったでしょう。
そして11時間に関しても、そもそも優陽ちゃんが倒れているのが発見されたのが午後4時で、発見者は四男。
「謎なのは発見した四男(15歳) こいつは何時に家を出たんだよ?
四男が家を出た時間からカウントだし、最後に家を出た四男がクーラーの設定をしたんじゃないの?
それとも朝5時に家を出たとされる両親よりも先に家を出たの?15歳が?」
と、ネットでは四男が発見した時刻の午後四時と、小野真由美容疑者が外出した午前五時の11時間としていることに対し、四男は、いつ外出してたのかという意見も出ています。
【追記】四男の外出時間については、その後、午前7時40分ごろに外出し、四時ごろ帰宅したことが明らかになりました。
小野真由美容疑者のエアコン設定28度が炎上
小野真由美容疑者が、優陽ちゃんを一人残してUSJに外出した問題で、部屋のエアコンが「28度設定」されていたことが分かっていますが、この「28度設定」がネットで話題となっています。
「28℃なら 国の責任」
「設定28度だと実際は30度ぐらいになる」
「28度に設定しろって言ってた奴のせい」
「冷房つけてたって11時間も放っておいたら死ぬだろ
二歳なんて三秒目を離しても死ぬ」
「エアコン故障してると暑さヤバいぞ
付けてても外と変わらんし」
「温度設定関係無しに11時間放置は育児放棄だろ
28度に関しては国のせい、なんせ国が冷房28にしろ言ってるからな」
「陽が当たってたんだろ。室内エアコンの センサ位置と直射日光の照射点の温度は、
2桁違ってもおかしくない。」
「28℃設定ならすぐに止まるんでない?」
「エアコン入れてたとか
そう言う問題じゃなかろうに…」
「暖房で28度にしてたんじゃないの?
冷房つけた証拠なんかないからね」
「最早28度教とでも呼ぶべき宗教だろ」
「岸田は28度設定を推奨しとるな
熱中症になったら誰が責任とんの?」
「28度に設定していたのなら国、自治体、マスコミの責任だな。そもそも28度に確たる根拠すらないんだから。」
「馬鹿だから28°Cにしとけばいいって刷り込まれて脳死でその通りにしてたか誤魔化してるかだな」
政府推奨の「28度設定」になっていたのに、2歳児が亡くなってしまったことに関して、かなりの数のコメントが寄せられています。
しかし、問題は「28度」の温度設定ではなく、2歳児の優陽ちゃんが放置されて熱中症でなくなったことが問題なのです。
祖母の小野真由美容疑者は水をかけるように指示【追記】
大阪府富田林市の集合住宅で小野優陽ちゃんが放置され、熱中症でなくなった事件で、午後4時ころに帰宅した四男から「(女児の様子が)おかしい。息をしていない」と電話で連絡を受けていたことがわかりました。
そして、四男は、小野真由美容疑者と桃田貴徳容疑者の指示を受け、風呂場で女児に水をかけたと言います。
このことについて、桃田容疑者が「(容体急変の)連絡を受け、女児に水をかけるよう外出先から指示した」と説明しています。
また、桃田容疑者は、「外出は育児ストレス解消のためだった」とし、「これまでも度々、柵の中に入れたまま外出していた」と話していると言います。
同じく小野真由美容疑者は、「(女児が)言うことを聞いてくれなかった。育児で精神的にしんどかった」と話しています。
これまでの小野真由美容疑者の行動に関して、専門家はネグレクトであることを指摘しています。
小野真由美容疑者がベビーサークルにフタ【追記】
大阪府富田林市の集合住宅の一室で2歳児の小野優陽ちゃんが熱中症で死亡しているのが見つかた事件で逮捕された祖母の主真由美容疑者が、新たな供述をしています。
周囲を板で覆ったベビーサークルの中に放置されていた2歳児の優陽ちゃんですが、優陽ちゃんがいた部屋とは別の部屋から、サークル上部と大きさがほぼ一致する木製の板が見つかりました。
このことについて、逮捕されている小野真由美容疑者は、「(優陽ちゃんが)言うことを聞かないなど扱いづらいときにフタとして使用したことがある」という供述をしているようです。
小野真由美容疑者と桃田容疑者は、2歳児を縛ってた【追記】
大阪府富田林市の集合住宅の自宅に放置された2歳児の小野 優陽ゆうはちゃんが、熱中症で亡くなった事件で、また新たな事実が判明しました。
逮捕された祖母の小野真由美容疑者が、「優陽の手足を粘着テープで縛って外出した」と供述していることがわかりました。自宅からは、縛った際に使われたと思われる粘着テープがみつかっています。
小野優陽ちゃんの状態と、小野真由美容疑者と桃田貴徳容疑者がどのような行動をとたかをまとめてみると、
- 小野田容疑者と桃田貴徳容疑者は27日夜、五男(5)をつれ、四男(15)と優陽ちゃんを残して外出。その際優陽ちゃんは、「ベビーサークル」内に閉じ込めて置き去りにされていた。
- 小野真由美容疑者らは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)近くのホテルに宿泊し、翌28日と29日にUSJで遊んでいた。
- 29日午後4時頃、「優陽が息をしていない」と電話してきた四男に「水をかけろ」と指示。
- 帰宅した後に、桃田容疑者が119番通報。
- ベビーサークルに、上からフタが出来るようになっていた。
- 優陽ちゃんはベビーサークルの中でビニールテープで縛られていた
ということになります。優陽ちゃんは、「暴れないようにするため」という理由で、ビニールテープで手足を縛られ放置されていたことになります。
司法解剖の結果、優陽ちゃんの死因は熱中症で、胃の中に内容物はなく、最後の食事から少なくとも半日以上経過していたことが分かっています。
小野真由美容疑者らは、日常的に優陽ちゃんを拘束していたとみられており、府警は、外出後の状況や、粘着テープが外れていた経緯について、両容疑者とともに四男からも事情を聞いているということです。
これが、自分の孫に対してする行為でしょうか。ネグレクトを隠れ蓑にした虐待ではないかと思われます。
祖母の小野真由美容疑者が2歳児放置で熱中症の事件概要
大阪府富田林市の自宅で小野優陽(ゆうは)ちゃん(2)が半日近く放置され、熱中症で死亡した事件で、優陽ちゃんの祖母に当たる小野真由美容疑者と、その内縁関係にある桃田貴徳容疑者が逮捕されています。
小野真由美容疑者と桃田貴徳容疑者は、5歳の五男を連れて6月29日午前5時ごろから「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行っていた」と供述しています。その間、優陽ちゃんはベビーサークルの中に閉じ込められた状態で放置されていました。
そのベビーサークル内には、食べ物や飲み物などは一切置かれておらず、午後4時頃、15歳になる四男が帰宅した際、口に血が付いていた状態でぐったりしている優陽ちゃんを見つけたということです。
警察は祖母の小野真由美容疑者(46)と同居していた桃田貴徳容疑者(50)から事情を聞いていましたが、6月30日に保護責任者遺棄の疑いで逮捕しています。
優陽ちゃんに目立った傷はありませんでしたが、やせていたということです。
小野真由美容疑者は奈良へも行っていた「2歳児放置事件」
祖母の小野真由美容疑者が、自身の三男の小野優陽ちゃんを自宅の改造したベビーサークル内に放置し、熱中症でなくなった事件で、内縁関係で同居する桃田貴徳容疑者が新たな証言をしています。
事件当日の小野真由美容疑者と桃田容疑者、そして、小野真由美容疑者の五男の行動について、「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」へ行っていたことはこれまでに記していましたが、「USJに行く前に、奈良に行った」と供述していることがわかりました。
つまり、早朝5時ころに家を出て、奈良に向かったとみられ、当日は複数の場所に訪問する予定で、最初から長時間の外出の予定であったことがわかりました。
同日朝に自宅を出る際、柵の中で寝ている女児を確認したと説明しており、エアコンをつけて窓を開け外出したとしています。
小野真由美容疑者はUSJ周辺ホテルへ連泊し2歳児2日放置【追記】
大阪府富田林市で、2歳児の小野優陽ちゃんが自宅の集合住宅に置き去りにされ死亡した事件で、祖母の小野真由美容疑者と、内縁関係の同居人桃田容疑者が逮捕されていますが、その供述に虚偽があるとみられています。
祖母の小野真由美容疑者ら2は、遺体が見つかった2日前から大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)周辺の二つのホテルに宿泊していたことが明らかになりました。
これまでに、亡くなった小野優陽(ゆうは)ちゃんを「何度も一人きりにして外出したことがあった」と供述していました。そして、桃田容疑者が、2人は29日午前5時ごろに家を出て「車で外出したが、クーラーは付けていた」と供述していました。
しかし、大阪府警は、これらの供述は小野真由美容疑者らが2歳児の優陽ちゃんの長時間放置を隠蔽する目的があり、「車で出かけた」というのは虚偽の可能性が高いとみています。
大阪府警は、日常的にネグレクト(育児放棄)があった可能性も視野に調査を進めています。
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