岡野晴夫容疑者が逮捕。13日に投票が行われた石川県知事選挙の候補者の岡野晴夫容疑者が、自分を新聞に載せる様、新聞社を文書で脅した強要未遂の疑いで逮捕されました。
岡野晴夫容疑者の経歴について調査。出身校や元勤務した会社をチェック。公約や主義主張についても調査します。
岡野晴夫容疑者の経歴
3月13日に投票が行われた石川県知事選挙に立候補していた岡野晴夫容疑者が、選挙期間中に金沢市内の新聞社に対して自分を掲載するよう強要したとして強要未遂の疑いで逮捕されました。
岡野晴夫容疑者は、3月10日の夕方、金沢市内の新聞社に出向き、受付の社員に「新聞に載せろ。そうでなかったら爆破する、社長を殺す」などと記した文書を手渡して立ち去り、同社社長に義務のないことを行わせようとした疑いがもたれています。
岡野晴夫容疑者は容疑を認めていて、「自分の主義主張を新聞に掲載したかった」と供述しているということです。
- 名前:岡野 晴夫(おかの はるお)
- 年齢:71歳
- 住所:石川県金沢市尾山町
- 職業:無職(石川県知事立候補者)
- 容疑:強要未遂の疑い
さすがに、県知事に立候補した人の行動とは思えない今回の事件。やっていいことと悪いこと、善悪の判断がつかないような人だったのでしょうか。
岡野晴夫容疑者とはどんな人なのか?どんな経歴を持った人なのか?プロフィールを調査してみました。
まず、年齢は71歳というとこですが、1951年のうさぎ年(卯年)生まれということです。出身は、石川県金沢市で元会社員ということが分かっています。
金沢市出身ということで、出身高校を調べてみると、
ネットには、石川県立金沢泉丘高等学校の出身だという情報があります。ということなので、この「石川県立金沢泉丘高等学校」について調べてみました。
「石川県立金沢泉丘高等学校」の偏差値を調べてみると、
「偏差値:71 – 73 高校名:金沢泉丘高等学校 」
となっていて、かなり優秀な学校であることがわかります。しかし、先ほどの情報が正しければ、岡野晴夫容疑者は進学せず、有名企業に就職したということになります。
経歴では元会社員となっています。では会社はどこなのか?ということになりますが、現時点では情報が足らず、特定することはできませんが、電子機器メーカーではないかとの噂があります。
岡野晴夫容疑者のFacebook
岡野晴夫容疑者の情報が少なかったので、フェイスブックを調査してみました。facebookの検索窓に漢字で「岡野晴夫」と入力して検索。
全部で3件のアカウントがヒットしました。しかし、この中の2件には、中身の記載がなく、記載があった1件についても別人であると思われます。
なので、他の検索方法「岡野はるお」「おかのはるお」「okano_haruo」なども検索してみました。
しかし、検索した結果、岡野晴夫容疑者のFacebookアカウントを特定することはできませんでした。
石川県の県知事選挙に立候補する人であるなら、フェイスブックのアカウントくらいは持っているものと思っていましたが、岡野晴夫容疑者はどうやらFacebookをしていないようです。
岡野晴夫容疑者に脅された新聞社はどこ?
岡野晴夫容疑者が、受付の新聞社社員に「新聞に載せろ。そうでなかったら爆破する、社長を殺す」と記入された文書を手渡し立ち去ったということですが、それはどこの新聞社なのでしょう。
情報では、金沢市内の新聞社ということになっていて、この書かれ方だと、金沢市内に本社のある新聞社ではないかと思われます。
「住所金沢市尾山町ですか?石川県の新聞社なら歩いて直ぐの「きたぐに」新聞ですね(笑)
【石川県知事選】岡野晴夫候補者を逮捕!選挙期間中「新聞に載せなければ爆破する 社長を〇す」と強要」
ネットにこのような情報がありました。
この情報がどうなのか地図で確認して見ると、
岡野晴夫容疑者が住んでいる金沢市尾山町の中心地から、「北國新聞」への距離を地図で検証してみると、なるほど、6~700mくらいということで、徒歩圏内であることがわかります。
そういう意味から考えると、このtwitterのコメントにあるように「北國新聞」である可能性は高いでしょう。
そして「北國新聞」が岡野晴夫容疑者を扱った記事を見てみると、
「生き生きした生活を 岡野晴夫候補」
と、ちゃんと取り上げてくれています。
ちなみに、岡野晴夫容疑者の住んでる「金沢市尾山町」という住所について、
という情報。岡野晴夫容疑者は、いいところに住んでいるようです。
岡野晴夫容疑者の石川県知事選挙戦
岡野晴夫容疑者は、石川県知事選への立候補の表明がかなり遅かったことが分かっています。
「立候補締切の日に突如出馬宣言した人か」
そして、どこかの党の公認や推薦というわけでもなく、本当の意味で無所属候補で後ろ盾も無かったものとみられます。
そして立候補があまりに急だったからなのか、あるいは、岡野晴夫候補の戦略なのかはわかりませんが、岡野晴夫容疑者の選挙ポスターは張り出されていませんでした。
ちなみに、選挙には供託金という制度があります。
「候補者は立候補の届け出までに、選挙ごとに定められた金額またはそれに相当する額面の国債証書を、法務局あるいは地方法務局に供託しなければなりません。」というもの。
そして県知事選挙の供託金は300万円です。この供託金は公職選挙法で定められた得票数があれば戻ってきます。しかし、それに達しない場合は没収となります。
ひょっとすると岡野晴夫容疑者は、供託金没収を恐れて新聞社に強要未遂をしてしまったのでしょうか。
そして石川県知事選の選挙結果は、
【選挙結果】
馳浩 無所属 新 当選
19万6432票
山野之義 無所属 新
18万8450票
山田修路 無所属 新
17万2381票
飯森博子 無所属 新
1万5331票
岡野晴夫 無所属 新
3011票
という結果になりました。
そして、
「飯森氏と岡野氏、供託金300万円没収 知事選」
公職選挙法で定められた得票数に達しなかった岡野晴夫容疑者は石川県知事選挙に出馬するにあたって提出した供託金を没収されてしまっています。
岡野晴夫容疑者の政策や公約
では、岡野晴夫容疑者は、石川県知事選挙で何を訴えていたのかを見てみましょう。
こちらは、「石川県知事選挙公報」です。
その中にも記載がありますが、岡野晴夫容疑者は、「働く人や女性、子どもが生き生きとした生活ができるようにしたい。暮らしを良くしようという気持ちを持つことが大切だ」と主張していました。
地球温暖化対策を最重要課題に挙げ、豪雨対策の強化、森林環境整備を掲げた。子育てや教育の支援、原発廃止、北陸新幹線の建設中止を目指す考えも示していました。
今回の岡野晴夫容疑者の石川県知事選挙出馬は、あまりに唐突過ぎる出馬で、準備不足でもあり、そのため焦っての強要未遂ではなかったかと思われます。
それにしても、岡野晴夫容疑者の石川県知事選挙戦は、あまりにお粗末な結果となってしまいました。
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