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小川雅朝(まさとも)容疑者トー横ハウルの経歴と生い立ち「NHKも騙された素顔」新宿・歌舞伎町卍會

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ボランティア団体「歌舞伎町卍会」の代表で「ハウル・カラシニコフ」と名乗る小川雅朝容疑者が16歳の少女にみだらな行為をした疑いで逮捕。

トー横ハウルこと、小川雅朝容疑者のこれまでと過去の逮捕歴を調査。NHK「クローズアップ現代」でも特集されていた小川まさとも容疑者の素顔の表裏をチェックします。

小川雅朝容疑者(トー横ハウル)の経歴と生い立ち

東京・歌舞伎町の「トー横」で活動する男が少女にみだらな行為をしたとして逮捕されています。

この男は、「ハウル・カラシニコフ」と名乗っていた小川雅朝容疑者で、ボランティア団体「歌舞伎町卍会」の代表でもありました。

事件となったのは、新宿区の自宅で当時16歳の少女に対し、18歳未満と知りながらみだらな行為をした疑いを持たれて逮捕されています。

小川雅朝容疑者は、この少女に対し「警察に補導されたら21歳と答えるように」と口止めしていたことが分かっています。

この事件に関して。小川雅朝容疑者は、「少女は19歳と聞いていた」と容疑を否認しているということです。

  • 名前:小川雅朝(おがわまさとも)
  • 年齢:32歳
  • 住所:東京都新宿区
  • 職業:不詳
  • 活動:ボランティア団体「歌舞伎町卍会」代表
  • 通称:ハウル・カラシニコフ

新宿・歌舞伎町の「トー横」(新宿東宝ビル横)と呼ばれる一角で清掃活動や炊き出しを行なうボランティア団体「歌舞伎町卍会」の総会長を務めているのが小川雅朝容疑者です。

ハウルを知る人も、「ハウルは自分のことを話したがらない。だから、この事件で初めて彼の本名を知ったぐらいなんですよ」といいます。

なので、ベールに包まれていたハウル・カラシニコフこと小川雅朝容疑者の経歴についてみていきます。

居場所を失い、歌舞伎町・新宿東宝ビル横の広場に集う少年少女たちを、通称「トー横キッズ」と呼びます。そんな空腹の彼らに炊き出しで食事を提供し、広場の清掃活動などしてきたのが、ボランティア団体「歌舞伎町卍会」でした。

そして、その「総会長」で、ハウル・カラシニコフと名乗っていたのが、小川雅朝容疑者で、小川容疑者は、少年少女らの家庭の問題や、「恋愛」の相談にものっていたといいます。

知人の証言では、「複雑な家庭で育ったようで、両親から離れておじさんの家に預けられなど、転々としていたそうです。以前は介護士をしていて、このボランティア活動をする前は、歌舞伎町でホストをしていた」ということのようです。

ほかにも、「小学校3年生のとき、家を出て、家族と縁が切れ、児童養護施設で過ごしていた」という証言や、「ホームレスをしていた」という証言も。

小川雅朝容疑者の実家は金沢だということで、いつ東京に出てきたのかは不明。この証言のように、上京後、仕事を転々としていたようです。

小川雅朝容疑者の腕に刺青が入っていますが、これは、「有名な彫り師の見習いをしていて、それが彼の収入源だったと思います」という証言もあり、現状は、そうして生活していたとみられます。

小川雅朝容疑者を知る人の話では、「自身が複雑な環境で育った経験から、『行き場のない未成年の子供を救いたい』という使命感を持ったのではないか」という証言もありました。

小川まさとも容疑者(ハウル)は金沢の実家で逮捕歴

「自分のことを話したがらなかった」というハウルこと小川雅朝容疑者には、逮捕歴がありました。

2014年11月、当時住んでいた実家で10代の女性に対する強姦の疑いが持たれ、2015年1月に、小川雅朝容疑者が、石川県警金沢西署に逮捕されていたのです。

この事件を知らせるツイートが2つ。

「金沢の実家で10代女性乱暴 新潟の25歳男逮捕 – 産経ニュース 
小川雅朝容疑者(25)

「[社会] 金沢の実家で10代女性乱暴 新潟の25歳男逮捕 (産経新聞): 金沢西署は14日、強姦の疑いで、新潟市中央区美咲町、自称システムエンジニア、小川雅朝容疑者(25)を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。」

この事件の際に小川雅朝容疑者は、新潟市の住所であり、自称システムエンジニアと名乗っていたようです。

この事件で小川雅朝容疑者は、不起訴となっていますが、過去の逮捕について周囲に知られたくないという単純な思いがあったのでしょうか。

知人によると、小川雅朝容疑者が自分のことを話したがらないことについて、「すでに報道で出ていますが、過去の事件について触れられるのが嫌だったのでしょう」とコメントしています。

小川雅朝容疑者にNHK「クローズアップ現代」も騙された

歌舞伎町の「トー横」と呼ばれるエリアで、清掃や炊き出しボランティアなどの活動を行うグループ「歌舞伎町卍会」の代表を務め、自身の名前を「ハウル・カラシニコフ」と名乗っていた小川雅朝容疑者がNHK「クローズアップ現代」の取材を受けていました。

2月22日放送のクローズアップ現代で、「『トー横キッズ』~居場所なき子どもたちの声~」で、ボランティア活動をする小川容疑者を「ハウル」として登場させていました。

番組の中で、「そうした子どもたちが相談を寄せる人がいます。みずからをハウルと名乗る男性」「本名や年齢などは明かしませんが、4年前から歌舞伎町でホストなどをして生計を立ててきたといいます。週末になると、手作りの食事を無料で提供しています」などと取り上げていました。

「トー横で未成年への支援活動を行なっているとして有名だった「ハウル」という人物が未成年淫行で逮捕された件。
NHK『クローズアップ現代』のトー横キッズ特集では良い人として取り上げられていたが。該当箇所はサイトから削除されている。支援名目で近付いて手を出していたなら悪質。社会の闇。。」

当初NHK記者も『ハウル』の怪しさを警戒していたのに、結局は騙された挙げ句に、小川雅朝容疑者をヒーローように放送してしまっていました。NHKは、トー横キッズの取材に1カ月近く費やしたそうです。

小川雅朝容疑者の逮捕後、NHK「クローズアップ現代」の公式HPに「その後の取材に基づき、6月22日、記事を修正しました」と「お断り」が入って、小川容疑者についての記事を全て削除してしまっています。

「「トー横」のハウル逮捕、恋愛相談に乗る存在と紹介のNHKクロ現がページから削除」

このことから、NHKの「クローズアップ現代」の取材班の記者ですら、『ハウル』の素顔を見抜くことはできなかったということになります。

小川雅朝容疑者が総長の歌舞伎町卍會

ハウルこと小川雅朝容疑者が総長を務める「歌舞伎町卍會」が、総長が逮捕されたことに対しプレスリリースを発表しています。

こちらがツイッター。

そしてこちらが、添付されたプレスリリース。

代表の逮捕が報じられると、歌舞伎町の広場に同会のスタッフは集合したといいます。

実際、ハウルこと小川雅朝容疑者は「歌舞伎町卍會」の中でどう思われていたとかというと意外な返答が帰ってきました。

「スタッフの中で、ハウルを好きな人と嫌いな人は半々。」なのだそうで、「好きなのは女性が大半で、彼の王子様のような外見に惚れている」ということのようです。

一方で、「男性のスタッフは結構嫌っていて、“いなくなってよかった!”とお祭り騒ぎになっていた人も多かった」と関係者。

しかし、せっかくの志や活動が、ハウルの行動によって「歌舞伎町卍會」のイメージを大きく失墜させたことには違いありません。

小川まさとも容疑者の逮捕の決め手

実際に、小川容疑者の作った炊き出しパスタを食べたという少年の話では、「見た目は派手だけど、もらったご飯はおいしかったし、優しかった。逮捕されたと聞いた時は『何で?』と驚いた。周りもみんなショックを受けている」そうです。

 しかし、小川雅朝容疑者に対し、疑問視する声も多くありました。

  • 「トー横に集まる少女の中には、彼を嫌がる子たちもいた」
  • 「ハウルは自分の好みの女の子だとしつこくLINEの交換を要求し、夜中の飲酒も容認している」
  • 「部屋に呼ばれた子もいて、とにかく気持ち悪いと話していた」

といった証言です。

「歌舞伎町卍會(笑)のハウル、ボランティアします!とか犯罪撲滅!とか言っておきながら未成年飲酒喫煙深夜徘徊容認してるし去年16歳のミテコキッズ自宅にお持ち帰りしてしっかりセ〇クスしてその女の子束縛してるのバカ笑えたから公安にチクったらほんまに逮捕されてるん草生えるわ」

 今回のハウルこと小川雅朝容疑者の逮捕の前にも、所轄に、小川容疑者についてのトー横キッズからの通報が複数きており、警察は、小川雅朝容疑者を春ころからマークしていたと言います。

実は、トー横キッズたちの『告発』が、今回の「ハウル」の逮捕に繋がったということのようです。

小川雅朝容疑者の素顔が被害少女の告白で明らかに

ハウル・カラシニコフこと小川雅朝容疑者について、志を持った表の顔と、未成年者淫行の裏の顔が明らかになり、小川容疑者の素顔が見えてきています。

「活動内容は主にゴミ拾いや炊き出しなどのボランティアです。喧嘩が起きたら止めに入り、トー横キッズたちに悪い大人が近づかないように監視もしています」とマスコミの取材に答えたように、「歌舞伎町卍會」というのの志は高い。

そして将来の夢についても、「歌舞伎町が大好きです。自分たちの街だと思っているので、綺麗にしたい。将来的には児童養護施設をやりたいです。身寄りがない子どもたちの。ただ、まずは出来ることからやっていく。今の目標は歌舞伎町を少しでも平和にしたいです」と答えていました。

これが、ハウルこと小川雅朝容疑者の表の顔。一方で、裏の顔というか素顔と言っていいのか、小川雅朝容疑者のことを「歌舞伎町卍會」のメンバーがこう語っていました。

「ボランティア活動に熱心だったのは間違いないです。ただ、地べたに座り、お酒を飲み、音楽をかけて騒ぐだけの日もあった。本人は『日課』と言いますが。毎日行われていたわけじゃないです。さらに卍会にいる未成年の女の子複数人に対して淫行を繰り返しているというウワサも耳にしたことがあります。事件を聞いた時は驚きより、変な納得感のほうが強かったですね」と。

つまり、ボランティアについては本気で思ってはいるものの、自身の欲求にも素直で、手近で気に入った女の子に手を出していたということになります。

さらに、今回逮捕の原因となった被害者の16歳と言われる少女が、これまでのことを証言しています。

被害少女は、ハウルこと小川雅朝容疑者のわいせつな行為を受け入れた理由を、「家には帰りたくなく、卍会から追い出されると“居場所”がなくなると思った」 と答えています。

被害少女は、わいせつであろうがハウルの誘いを断ると「卍會」にはいられなくなると考えた。それで、仕方なくわいせつな行為でも受け入れていたということのようです。

さらに、少女の母親が小川雅朝容疑者に対し、「誘い出さないで欲しい」と何度も警告していたにもかかわらず、少女とLINEで繋がり呼び出し、さらには、「警察に補導されたら、2000年生まれの21歳と答えるように」と指示していました。

さらに驚いたことに、被害少女は、 「『お金は後で返す』と言われ、生活用品など全部で10万円ぐらい買わされた」とも話しています。

そして、そのお金は、未だ返されていないといいます。この少女が10万円の買い物ができたことも驚きですが、少女に金を出させて返さなくて、ボランティアの志を語られても、なかなか入ってきませんね。

トー横に実際に出入りする少年が、 「子ども(未成年)に手を出したら、もう広場来れなくするからって。(小川容疑者から)言われたって声は何度か聞いたことあります。ある意味すごいなと思った。それだけ周りに言っておきながら、恥ずかしくないのかなと」と証言してくれています。

自分勝手な大人による支援ではなく、また、行政による形だけの支援でもなく、トー横の子供らと心の通った本当の意味での支援が行われることを望みたいと思います。

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