横領事件で逮捕された小川順也容疑者が、逮捕前日、「知人を殺した」と小川順也容疑者自身が110番通報をしていたことが判明しました。
小川順也容疑者の家族や生い立ちについて調査。横領の内容や白骨遺体は誰なのかをチェック。千葉県木更津市の自宅を特定し見ていきます。
小川順也容疑者の生い立ち
業務上横領の疑いで逮捕された男が「十数年前に知人を殺し埋めた」いう趣旨の供述をしているというニュースが報道されています。
このニュースを聞くと、逮捕された男がその後供述したと受け取れたのですが、どうも状況が違っているようです。実際は、どうだったのかも併せて事件を見ていきます。
29日、木更津市内で白骨化した死体1体が発見されました。
19日午後2時45分ごろ、小川順也容疑者から「過去に知人を殺した」という内容の110番通報がありました。そして、20日になって、110番通報した小川順也容疑者は業務上横領の罪で逮捕されていました。
そして、逮捕された横領の罪とは別件の「十数年前に知人を殺し庭に埋めた」いう趣旨の供述をしていることが分かり、その供述通り小川順也容疑者の自宅の庭から白骨化した死体が見つかったということです。
死体はバラバラになっていない人骨のようなもので、成人とみられているということです。
- 名前:小川 順也(おがわ じゅんや)
- 年齢:37歳
- 住所:千葉県木更津市下内橋
- 職業:無職(自称)
- 容疑:業務上横領、殺人の疑い
自ら殺人を110番通報した次の日に、業務上横領で逮捕された小川順也容疑者。顔画像は公開されておらず、どんな男なのか?その生い立ちなどを知るためまずはfacebookを調査しました。
facebookの検索窓に漢字で「小川順也」と入力して検索。すると、
これら21件のアカウントがヒットしました。これらのアカウントをひとつづつチェックしていきましたが、千葉県関連の方のアカウントはあるものの、小川順也容疑者を特定できるアカウントは発見できていません。
現在のところ、小川順也容疑者に関する情報は公開されておらず、生い立ちなどは判明していません。引き続きSNSの調査を継続していきます。
小川順也容疑者の家族
小川順也容疑者には家族はいなかったのでしょうか。
小川順也容疑者の家族については、新たな情報として報道がありました。
小川順也容疑者は、昔この家で小川容疑者の祖父と両親、そして妹と住んでいたということが分かりました。
しかし、その後、祖父と父親は亡くなったということで、母親と妹については、別の場所で暮らしているということが分かりました。
小川順也容疑者が、祖父、両親、妹と住んでいたのがいつのころなのか。祖父や父親が亡くなったのはいつなのか。母親と妹が別のところで暮らしている理由と時期はいつなのかについては分かっていません。
祖父が亡くなった小川順也容疑者の自宅では、庭の草が人の背丈まで伸びていたということです。
近所の人の話では「一人だからね。ずーっと。今もずーっと」と話しており、いつからかは分かりませんが、長らく一人暮らしをしていたものと思われます。
小川順也容疑者の木更津市の自宅
事件現場となったのは、小川順也容疑者が住んでいた千葉県木更津市の自宅。その自宅の庭から白骨化した死体が発見されています。
千葉県木更津市の小川順也容疑者の自宅を調査してみました。
すでに報道されていた小川順也容疑者の自宅の画像がこちらです。
そして調査した結果、この画像と一致と思われます。
そして、その住宅の入り口の報道された画像がこちらでした。
そして、Googleストリートビューで確認した画像がこれで、
この位置から入った場所であろうと思われます。
ここの住所が、「千葉県木更津市戸国499」と特定されています。
小川順也容疑者の横領事件と白骨遺体はだれ
小川順也容疑者が逮捕されたのが、小川容疑者が会計を担当していた自治会の会費数十万円を使い込んだとして、業務上横領の疑いで逮捕されていました。小川順也容疑者は、横領したお金を「生活費に使った」と容疑を認めているということです。
そして、この事件で逮捕される前日に、小川順也容疑者自らが「過去に知人を殺した」という内容110番通報をしています。
業務上横領で逮捕後の供述では、「十数年前に知人を殺害し、自宅の庭に埋めた」と話しているということです。
この時期については、千葉日報だけが「15年前に知人を殺して庭に埋めた」と、殺害した時期を明示していました。
殺害されたのは誰なのかということについては、「知人」とされており、動機についてはこの知人と小川順也容疑者の間でトラブルがあったということです。トラブルについては、どんなトラブルなのか、具体的なことは現在のところ分かっていません。
また、この知人とは現在連絡が取れていないということですが、この知人の行方不明届も出てはいないということです。
15年前ということは、小川順也容疑者が22歳の時となり、若い時代の知人ということになります。
近所の人の話では、小川順也容疑者は「温厚でまじめ」だそうで、自治会や消防団にも面倒がらずに参加していたといいます。
同じ消防団に所属していたという人は、小川順也容疑者のことを、「お願いすれば出てくれるし、真面目にやってくれていた。どっちかというと物静かな方」と話しています。近所の人も「おとなしい人だよ」と話しており、小川容疑者には「物静かなおとなしい人」という印象があったようです。
小川順也容疑者の自宅の白骨遺体の死因【追記】
小川順也容疑者の供述通り、小川容疑者の自宅に庭から出てきた白骨化した遺体の司法解剖の結果が明らかになりました。
司法解剖の結果の死因は、「不詳」であったことが新たに分かりました。
死亡した時期が「十数年」とも「15年」とも言われるほど前の遺体でもあり、致し方ない結果ということになるのでしょうか。
しかし、そうなると、小川順也容疑者の供述が重要になってきます。
小川順也容疑者の顔画像と犯行動機【追記】
小川順也容疑者の写真画像が、文春によって公開されています。
その画像がこちら。
小川順也容疑者は、知人の話では「自治会や消防団の活動をしていて、人のために動ける子」だったといいます。この画像は、その消防団に在籍していたことを表しています。一番左が小川順也容疑者です。
この画像を拡大して顔を確認すると、
こんな感じです。近所の人などが「おとなしい物静かな」と表現してるのが分かるような風貌です。
そして、小川順也容疑者が殺害して庭に埋めたという白骨遺体は、中学校の同級生であったと供述しているといいます。
小川順也容疑者は「トラブルがあった」と話しているようですが、そのトラブルとは、お金にまつわるトラブルだったようです。
物静かで人と交わらないタイプだったという小川順也容疑者。その唯一の友達というのが児童養護施設から通っている男の子だったようです。
その子の評判は悪く、生前におじいさんは「順也が友達の旅館代とか衣食費で1000万円使ってしまった」と嘆いていたといい、中学を卒業したその友達が宿泊する旅館代や食費を、小川順也容疑者が賄っていました。そして1000万ものお金を使ってしまったようです。
小川順也容疑者が犯行を犯したトラブルが、このお金のことではないかと考えられます。
小川順也容疑者を知る人は、「手をつけてはいけないお金に手をつけるほど生活が辛かったんだなと思いました」といい、さらに「この時期に自首したのは、年度末の引き継ぎで横領がばれてしまうからだと思います」と話しています。
そして、「あの子が人を殺すなんて、相当な理由があったんだと思います。家が傾くくらいお金をつぎ込んでしまったわけですし…」といい、小川順也容疑者を知る人にとっても、以外でショックな事件ということでした。
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