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西岡洸(たける)さんのFacebook顔画像「文星芸術大学推しのおしゃれ番長」栃木・宇津宮市

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栃木県宇都宮市の文星芸術大学3年の女子大生・西岡洸(たける)さんが、作品の制作中に火の粉が飛び散って服に燃え移り、女子学生は大やけどを負って死亡です。

西岡洸さんのFacebookの顔画像を調査。文星芸術大学の優等生なのか?何の工具で何を作成し服は作業服かをチェック。

西岡洸さんのFacebook顔画像

22日午後2時すぎ、宇都宮市の文星芸術大学で大学3年の西岡洸さんが、作品を制作する授業中にグラインダーと呼ばれる電動機械で鉄板を切っていたところ、火花が飛び散って服に燃え移ってしまったということです。

火が消えた後、西岡洸さんは病院に運ばれましたが、大やけどを負っていて、30日に死亡が確認されてしまいました。

西岡洸さんが作品の制作を一人で行っていたのかどうかは、今のところ明らかにされていませんが、警察は大学側の安全管理に問題がなかったかどうかについても調べています。

  • 名前:西岡 洸(にしおか たける)さん
  • 年齢:21歳
  • 所属:文星芸術大学 3年

将来のある西岡洸さんの若い命が、無残にも消え去ってしまいました。才能があるからこその芸術大学生だったでしょうし、その才能を活かそうとする作品制作中の事故でなくなるとは、なんとも悲しい事故です。

西岡洸さんのFacebookを調査しました。

フェイスブックの検索窓に「西岡洸」と漢字で入力して検索。

すると、上記のアカウントがヒットしました。

このうち、1件のアカウントには、「文星芸術大学・宇都宮文星短期大学」の文字があります。

本人の名前と大学名で、限りなく本人のアカウントではないかと思われますが、それ以上の情報がこのアカウントにはありませんでした。写真の掲載は1枚ありましたが、人の顔ではありませんでした。なので、このアカウントが西岡洸さんのアカウントであるとの特定までには至っていません。

引き続き調査をしてゆきます。

西岡洸さんの服装は作業服だったのか

今回の事故に際し、難点かの疑問点があります。

ひとつは、「グラインダーと呼ばれる電動機械で鉄板を切っていた」という情報です。グラインダーという電動機械は、どんなものでどれほどの危険があるのでしょう。

実際のグラインダーの使い方動画でも、「金属の研削では火花が出るため、周りに燃えやすいものがないか注意しましょう」といっています。周りの燃えやすいものには、当然、着ている服も入ります。

では、制作作業時、西岡洸さんはどんな服装だったのでしょう。そして何を製作しようとしていたのでしょう。

実は、「スタディサプリ」のサイトに、在校生として西岡洸さんが紹介されていました。

西岡洸さんは「総合造形」専攻で立体分野の3年生ということのようです。そして、この画像を見ると、西岡洸さんは作業服姿。事故の日に子の恰好であったかどうかについては不明ですが、この服装なら少なくとも瞬時に服が火に包まれることは無かったのではないでしょうか。

「総合造形」選考の立体分野の3年生がどんなことをするのかについて、文星芸術大学のホームページに紹介されていました。

「「立体を学ぶ」ということはどのようなことでしょうか?対象を空間的に捉え造形していく表現力のことだと考えています。ではその表現力には一体どんなチカラが必要でしょうか?感動やメッセージを最大限に引き出して形に変えていくチカラだと考えます。立体物を作るという行為には様々な要素が付随します、素材による加工方法や手順、道具、更には共同作業でのコミュニケーション能力や実行力等と実に様々な行為の上に作品作りが成り立っており、人間の総合力=生きるチカラが試される場でもあるといえます。」

「3年次:3年次には素材体験をとおしてさまざまな加工技術を学んでいきます。歴史的な彫刻作品がどのように作られどのような工夫があったのかを身を以て体験することは、それまで見てきた作品を違った角度から深く掘り下げて鑑賞することに繋がり、今後の制作活動に役立てていきます。」

3年生であった西岡洸さんは、ここに記載のあるように加工技術をまなんでいて事故にあったのではないかと推察します。

もう一つ疑問に思うのは、授業中ということ。作業としては別々なのかもしれませんが、少なくとも授業中であれば、周りに人がいそうなもの。授業中であれば、教授なり先生と呼ばれるような人の監視下での作業なのでしょうから、学校の責任は問われてるでしょう。

そして何を作っていたのかについては、現在のところ情報が無く、不明です。引き続き調査をしてゆきます。

西岡洸さんは文星芸術大学推しのおしゃれ番長だった

先ほども画像で紹介しましたが、リクルートの「スタディーサプリ」で、文星芸術大学の大学案内の中の美術学部 美術学科の在校生の先輩として、西岡洸さんが紹介されています。

これを見ても分かるように、文星芸術大学のホームページの紹介というわけでもなく、リクルートの「スタディアプリ」というサイトに、学校の代表として西岡洸さんが登場しているわけです。

ということは、まぎれもなく学校が推している在校生だということでしょう。

そして西岡洸さんの画像を見ると、

こんな感じで、さすが芸術系の大学に通う生徒だけあるといった感じのファッション。さらにモザイクで隠れてはいますが、ヘアの色も奇抜な感じで、まさに”おしゃれ”といった感じです。

そして、先ほど特定はできませんでしたが、フェイスブックのアカウントが西岡洸さんのアカウントだったとしたら、

そこには、このキャラが貼ってありました。

これは『強い女メーカー』という2019年に流行ったもので、何種類かある画像から、自分の好きな髪型や服装などを選んで自分が狙った「強い女」を作ろうというもの。作者によると、「もともとは、みんなで可愛い女の子作って遊ぼうぜ!くらいの内輪のノリで作った物」だったとか。

このキャラがFacebookに貼ってあるということは、強い女に対するあこがれを板いていた可能性が考えられます。このアカウントが文星芸術大学の西岡洸さんのものなら、かなりのおしゃれ番長的な存在だったのではないでしょうか。

西岡洸さんのグラインダーを使った事故にSNSでは

先ほどのスタディーサプリに載っている西岡洸さんの画像を見て、グラインダーなどの工具を使う専門家らしき方の意見がtwitterにツイートされています。

それを見てみると、

「だってこんなことしてるもん。
ワイ工業高校卒、こんなことしてる学校の人と一緒に作業はしたくねえな。
ろくに使い方分からんなら工具触るなよ。」

このようなツイート。

素人にはわかりにくいですが、この作業がどういけないのかについて、解説するようなツイートもみられます。

「切粉かかりたくないからってこの向きでサンダーを使うと刃が部材に挟まった時サンダーが自分に向かって飛んでくる」

「スマホからも指摘されてますね…」

「このサンダーの方向だと、ちょっと押しつけすぎたりするとキックバックで太ももに跳ね返ってくるからめちゃ危険!
しかも相手は棒状とかの切りっぱなしの素材ではないから余計に跳ね返りやすい!」

「工業系と同じ道具を使うなら、安全対策も同等じゃなきゃ…(꒪꒳꒪;)」

このグラインダーという電動工具の使い方については、工業系の方の意見が多くみられます。今回のやけどでの死亡事故に直接は関係ないですが、工具の安全でない使い方にも問題がありそうです。

また、ヤフコメなどには、やはり服装のことのコメントが多くみられています。

「着衣に引火って 当時どんな服装だったのか?
芸大で鉄板切る作業なら 当然作業服と呼ばれるものに着替えて
いると思うが 作業服なら 鋳物がはねても引火などしない
 化繊物のフリースとか まさかファー巻いてる状態で 作業していたなら
ジャングルジム燃やした 工業大生と同じ 知識レベルだぞ
指導 教授はどんな指導をしていたのか??」

「まさかフリースとか着て火花浴びてないだろうなぁ。もしそうなら指導教官の責任」

「作品を作るために必要な工程ならば、それについて勉強しなければ。また教えなければ。芸術系の学校など縁がないですが、学校とはそういう場なのでは。」

「衣?回転式電動工具を使用?
私服でやってた訳じゃないんですよね?ならば不思議な事故ですね。
作業着ならばそんなに簡単には燃えないはずです。
車乗るのにシートベルトしない。
バイク乗るのにヘルメットしない。
そんな感じなのかな?」

「日本工業大の木製ジャングルジム事故に近いものを感じます。」

など着衣の問題をコメントする意見が多数。なかには、過去の日本工業大学の事故について思い出すコメントもありました。

自分が進もうとした美術の道で、しかも、制作作業中に命を落としてしまった西岡洸さん。言葉が見つかりません。ご冥福をお祈りいたします。

【追記】西岡洸さんは自主制作作業中だった

西岡洸さんのグラインダーを使った公を覆った死亡事故について、大学によると、「西岡さんは総合造形専攻で、22日は授業はなかったが、大学の許可を得て自主的に立体作品の制作作業をした」ということのようです。

ということで、制作作業をしていた西岡洸さんの周りに人がいなかった可能性もあり、管理者もついていなかったものと思われます。

そうだとしても、大学の許可を得ての作業だったとするなら、やはり大学にも責任はあるものだと思われます。

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