社会学者の宮台真司(みやだいしんじ)さんが襲撃されました。東京都立大キャンパスで、社会学者で教授の宮台真司さんが刃物で切りつけられた事件が発生。
宮台真司さんとはどんな人なのか、発言・名言などを探ってゆきます。安倍元首相襲撃に影響されたの声を調査してゆきます。
宮台真司(みやだいしんじ)さんとは
社会学者で大学教授の宮台真司さんが、白昼、東京都立大学のキャンパス内で刃物で刺された事件が報道され、大きな騒ぎになっています。
11月29日の午後4時17分頃、東京都八王子市の東京都立大キャンパス内で、社会学者で東京都立大学の教授である宮台真司さんが、講義を終えて建物を出た直後に襲われていたことがわかりました。
宮台真司さんは、29日午後4時10分頃、講義を終えて教室のある建物から出て歩道を歩いていたところを、後ろから男に襲われたということです。
宮台真司さんは、後頭部や首など複数箇所を切られており、全治約1か月の重傷だということです。宮台さんの両手には抵抗した際にできる多数の防御創があり、激しくもみ合ったとと思われます。
大学の講義の時間割や使用教室などは、大学ホームページで公開されていました。
犯人と思われる逃げた男は、帽子とマスクを着けており、宮台さんは「暗がりで誰かは分からない」と説明したといいます。この男の逃げる様子は、キャンパス東側の出入り口から学外へ走り去る男の姿が防犯カメラに映っていたということです。
- 名前:宮台 真司(みやだい しんじ)
- 生年月日と年齢: 1959年3月3日(63歳)
- 職業:東京都立大学教授・大学院大学至善館特任教授
- ジャンル:社会学
東京都立大学のキャンパス内で起こった教授襲撃事件に衝撃が走っています。襲われた宮台真司さんとはどんな人なのかについて、見ていきます。
まずは経歴についてですが、
- 1977年、麻布高校卒業
- 一浪した後の1978年、東京大学教養学部文科III類に進学
- 1980年、東京大学文学部社会学科進学
- 1982年、東京大学大学院社会学研究科入学
- 1984年、東京大学院修士課程修了。
- 1990年、権力関係を数理的(数理社会学)に分析する論文『権力の予期理論』[13]で社会学博士の学位を取得
- 1993年、ブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じてメディアで注目されるようになります。
93年から96年まで援助交際を含めた女子高生の生態をフィールドワークして、テレビや雑誌で紹介してきていたのが宮台真司さんという人。その宮台真司さんが、「政治や外交や宗教の話をしているので「ええっ!」と思われるかもしれません」と話しています。
しかし、宮台真司さんにとっては自身の思いを「援交、少年犯罪、オウム事件などの専門家として世に知られたので、それ以前の僕の出発点を知らない人は“投球フォームを変えた”と感じるでしょうが、女子高生だろうが国家だろうが、僕にとっては同じような疑問の対象なんです。
過去に宮台真司さんは、「(自分の本は)テーマが多岐にわたるように見えるでしょうが、実際に読んでいただければお分かりいただけるように、『同じ投球フォームで違った標的に球を投げている』だけなんです」と話しています。
つまり、話題となる標的が違うだけで、考え方などは全て同じだということのようです。
宮台真司さんの発言や名言
宮台真司さんの発言や明言を拾ってみました。
これを調べていて思ったのですが、多くの人が宮台真司さんの発言や明言に共感し、かつ、期待していることがわかります。
「名言の連続で、アーカイブ動画ですら鳥肌モノ。会場の空気は一体どんなだったんだろう。。」
ネットには、このような意見を多数見ることができます。
では、宮台真司さんの名言とはどんなものなのか、見ていきましょう。
- 人間は、人が見ているとちゃんとするけど、見ていないとズルをする動物です。
- 「自分は変われない」という人に「それはなぜですか?」と問うと、「私は過去にこういうトラウマを負っているんです。あなたと違って私が変われるわけがないじゃないですか」と自己を免責するんですね。
- 今は「卑怯」という言葉は死語です。「立派」と「卑怯」という対立概念が消えて、「うまくやるヤツ」と「やれないヤツ」の対立だけになりました。
- すべての悩みは対人関係の悩みですが、だからこそ、いちばん幸せな記憶もすべて対人関係の幸せです
- 国民が不安でおろおろ・おたおたするようになればなるほど、何かというと「断固たる措置」「決然たる態度」をとる統治権力が人気を得やすくなります。
これを僕は「不安のポピュリズム」と呼んできているわけです。 - 悩みや苦しみにおいても、希望や勇気においても、対人関係が最も重要なファクターになります。
- どんな〈未来〉に価値を認めるかで一つになろうとせず、〈過去〉の怨念で一つになろうとしても社会構想につながりません。
- 教育の〈最終目標〉とは、子供を幸せにすることよりも、他人を幸せにする(ことで自らも幸せになる)子を育てること
などが、宮台真司さんの名言とされています。
宮台真司さんの過激なツイッター発言
また、宮台真司さんはツイッターでの発信もしていて、
例えば、安倍政権に対してのツイートでは、
「要は「安倍はクズだが、自分たちはポジションを失いたくない」という。まさにそれ自身がクズ。これ、東大生によくいるんだよね。第2次安倍政権の東大生による支持率が歴代最高だったので、何人かに尋ねてみた。まさに彼らに似合いの安倍だわ。クズどものケツナメ連鎖。
「…というフレーズは僕の定番で、子どもを「勝ち組」にしたい「クズ親」が多く含まれる、親業レクチャーや親業ワークショップで使うことにしてるの」
「実際、安倍周辺のケツナメ官僚たちの「親の顔がみたい」って思わない? くっくっく」
などと、かなり過激な発言に見えます。
さらに、
というツイートに、
「名言です。宮台先生。私の中には何かが降りて参りました。」
という反応もありました。
宮台真司さんが橋下徹氏をつまみ食い扱い
また過去には、橋下徹氏の発言に対し、
「現場検察官の良心が抑止になるという空想は不毛である。起訴しないという不作為があっても冤罪作出は無いという空想は不毛である。不作為も作為も法的には行為(=選択)として同列である。つまみ食い的な認識で立論するのは、国語力以前に、倫理が掛けている」
と反応したことがあります。
これに対し、ネットでは、
「宮台真司が橋下徹に放った『つまみ食い的に認識して立論するのは国語力以前に倫理が掛けている』って この住民投票の時期に『平成パニックおじさん』がなぜ『パニック』になるのかをちゃんと表現している名言だなと改めて思う。」
などと反応。
ほかにも、
「宮台真司さんは「安倍を支持するかしないかは右か左かじゃない、まともかクズかだ」と言った。これは名言。
「社会学者の宮台真司さんの話面白いw
『人間は右か左かでは無い、まともかクズかだ』って言葉軽く名言だと思うw」
「宮台真司「人間の尊厳は不要不急の外出や集まりの中にある。それこそが人間のしあわせなんです。」これめちゃ名言だ。
大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「宮台真司先生珠玉の名言。「人口20万以下の都市では知り合いに会ってしまう可能性があるのでテレクラが潰れていった」
などと、宮台真司さんの発言に対して名言だと反応するツイートも多数あります。内容は多岐にわたっており、宮台真司さんの説明通り、標的が変わっただけでたぁ維持する姿勢は常に同じようですね。
宮台真司さん襲撃は安倍元首相襲撃の影響
宮台真司さんと親交のあるホリエモンこと堀江貴文氏が、自身の公式ユーチューブで親交のある宮台真司さんが、何者かに襲撃された事件についてコメントしています。
ホリエモンこと堀江貴文さんは、宮台真司さんと親交があるということでかなりショックを受けた様子。
「おそらく安倍首相を襲撃した山上容疑者とかそういった人たちの影響を大きく受けているんじゃないかと思います。ネット上のSNS等で、反目する意見を持っている人たちに対して、鉄槌を食らわさないといけないと暴力行為に出ちゃう人たちが増えている。その多くが勝手な誤解によるものだと思うが、危険なようなことをする人たちが増えてきた世の中になっている」
と意見を話していました。
ホリエモンさん自身も影響力のある有名人ということで、「自分の身は自分で守らないといけない」としていました。
現状では犯人が捕まってはいません、発信力、影響力のある人たちは注意が必要なのかもしれません。そういった意味では、不安や不満が渦巻いた嫌な世の中見なったものです。
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