松戸市の小学1年生の女児・南朝芽さんが行方不明となっている事件は、懸命の捜索のなか、新たな情報は出てきていません。
南朝芽さんが行方不明となった謎の行動について調査してゆきます。また、家族の出したコメントに違和感についてもチェックしていきます。
南朝芽(さや)さん行方不明の謎
千葉県松戸市で7歳の小学1年生の女児・南朝芽さんが行方不明になっている事件は、その後の新しい情報が出てきていません。
10月1日の午後3時ころ、朝芽さんのつくや靴下が見つかった地点で祭神成人男性の遺体が見つかりましたが、今回の7南朝芽さんの行方不明の事件とは、全く関係のないことがわかっています。
南朝芽さんは、母親と公園で遊ぶ約束をして、23日午前11時半ごろ、キックボードを持って、自宅を出て、その5分後に、母親が朝芽さんの後を追いかけましたが、朝芽さんの姿は無かったといいます。
そして、23日午後3時ころに110番通報。その後、午後4時20分頃、約束の松戸市のこぶし公園とは違う流山市の木2号公園で、朝芽さんのキックボードが見つかりました。
翌日、24日午前10時頃に、キックボードの見つかった木2号公園から約300メートル離れた河川敷で、朝芽さんの靴と靴下が見つかっています。
さらに28日には、江戸川の取水口で、南朝芽さんの帽子が見つかっています。しかし、いまだに南朝芽さんの発見には至らず、県警や消防による捜索は続いています。
【南朝芽さんの情報】(服装などは不明になった時のもの)
- 名前:南 朝芽(みなみさや)さん
- 年齢:7歳(小学1年生)
- 体形:身長115cm やせ型
- 髪型:肩につかないくらいのショートカット+報道に抜けているのですが薄ピンクのキャップを付けています
- 上着:薄ピンクの半袖Tシャツ
- 下衣:半ズボンの青色ジーンズ
- 靴:ピンクのスニーカー
今回の南朝芽さんの行方不明事件では、南朝芽さんが行方不明となってから、朝芽さんのお姉さんがLINEのオープンチャットやツイッター、インスタなどで捜索協力と情報提供を積極的に呼びかけていました。
しかし、現状では一般人の方の捜索協力は区切りをつけて、現在は警察と消防とでの捜索に切り替わっています。
また、母親がコメントを出し、そして、数日後には父親がコメントを出しています。
これらの状況から考えていくと、南さやちゃんの行動の中に3つの謎というか、疑問点が浮かび上がってきます。
南さやちゃんが約束のこぶし公園に行かなかった謎
ここまで南朝芽さんが行方不明となった状況を整理してきましたが、南朝芽さんがとった行動にいくつかの疑問な点が出てきます。
まず、最初に考えられるのが、南さやちゃんは、母親と松戸市の「こぶし公園」に行く約束をしていましたが、こぶし公園にはいませんでした。
母親は、5分後にはさやちゃんを追いかけて公園に行っていますが、こぶし公園に向かっていないさやちゃんを当然見つけることはできていません。
そのころ防犯カメラの映像には、流山市の「木2号公園」へ、キックボードで向かう南朝芽さんの姿が映し出されています。
そしてこの映像なのですが、報道では車を気にして止まったとかとされていますが、後ろを振り返ったのは、母親がおってきていないことを気にかけていたとも見えます。
それにしても、なぜ朝芽さんは、母親と約束したこぶし公園へは行かず、こぶし公園から900mも離れた「木2号公園」へ向かったのでしょう。
- 最初から約束を「こぶし公園」と思わず「木2号公園」だと勘違いしていた。
- キックボードに乗るのが楽しくて、遠くの「木2号公園」にきてしまった。
- 約束自体をちゃんと聞いておらず、自分で「木2号公園」だと思い込んだ。
などが考えられます。勘違いなのか意図したものなのかは、現状では、南朝芽さんにしかわかりません。
南朝芽ちゃんが土手を超えて河川敷に行った謎
南朝芽さんのキックボードが見つかったのは、流山市の「木2号公園」で見つかっています。「木2号公園近くの防犯カメラには、キックボードをこぐ南朝芽さんの姿が映っていました。
その時刻は、南朝芽さんが自宅を出て約30分後だったといいます。ということは、そのころには「木2号公園」についていたということです。
公園について、小学1年生の女児が何をするかですが、普通は、遊具で遊ぶか、母親との約束があったなら、母親が来るのを待つとかしそうなものではあります。
それが、土手を超えて河川敷まで行ったところで靴と靴下が見つかっています。
朝芽さんのお姉さんのtwitterなどでの情報では、南朝芽さんは元気がよく活発で、話しかけられるとおうむ返しをするなどの傾向があったようで、発達障害ではといわれていますが、もしそうなら、多動ということも考えられます。
何か興味のあることが土手の方にあり、土手に挙がってみると河川敷に興味を奪われる何かがあってそちらに向かったとも考えられますが、あくまで推測。なぜ、公園から土手を超えてまで河川敷に行ったのかが2つ目の謎です。
南朝芽さんの靴と靴下を河川敷で発見と姉のツイッター情報
そして、もう一つの謎は、公園から土手を超えた河川敷で見つかったとされている、南朝芽さんの靴と靴下の問題です。
先ほどまでの2つ目の謎で出た、南朝芽さんは公園から河川敷までなぜ行ったのか?という問題と関係してくるのですが、河川敷まで行って靴と靴下を脱いでいる点の疑問です。
南朝芽さんのお姉さんのツイッターなどでは、南朝芽さんは、「水に濡れたりすることは苦手で、靴を履いた状態や周りで脚を拭いてくれる大人がいない状態で自ら水に入ることは考えにくい」としています。
つまり、この話だと、水にぬれたくない朝芽さんは、わざわざ靴と靴下を脱いで水に浸かりに行くことは無いと考えられ、だとすれば、そこでなぜ南朝芽さんは靴と靴下を脱いだのか?という謎が生じてきます。
南朝芽さんの父親と母親のコメントに違和感
南朝芽さんが行方不明となり、朝芽さんの家族がコメントをだしています。
家族のコメントとして出されたのが、
「もしも、さやを保護して下さっている方がいらっしゃいましたら、その方にお伝えしたい事がございます。さやの側に居てくださっているのであれば、どうか人が多い安全な場所にそっと離していただきたいです」
「少しでもはやく、さやがお家に帰れるようにそっと送り出してくだされば、私共はそれ以上何も追及するつもりはありません。どうか、よろしくお願いいたします」
というものでした。
しかし、さすがにこのコメントには、
「家族は追求しなくても警察は追求するな
誘拐だろ」
というツッコミが、ネットでは多くみられました。
また、それ以前には、南朝芽さんの母親が、
「さや、ママは待っているよ。叱ったりしないから、早く帰って来て」
とのコメントを出していました。
これに対してもネットで、
「こんな時に叱ったりしないからとかコメントおかしい」
「しかられるのはむしろ目を離した側だろ」
「普通に考えて、子供も帰りたいわな
何を言ってんだよこのままは」
「発達障害ある子は何を始めるかわからんから一人で遊ばせたらあかんわ
それくらい親なら理解しとけよ」
といった反応をされていました。
さらに、今度は南さやちゃんの父親が、
「ほんの一筋の希望にかけてわれを忘れるまで探しています。どこかで、わが子が「パパ、ママ」と呼んでいるのではないかと思い、探しています。」という風に書き出し、
「やはり、私たちはあなたのことを追求するつもりはありません。ただ、さやを私たちのもとに安全に帰してくれさえすれば誰のことも責めません。ただ、さやを抱きしめて、『もう大丈夫だよ。』と言わせてください。」とコメントしています。
この書き方は、誘拐されたことを前提とする書き方で、これに対しネットでは、
「これ、先日のお母さんの呼びかけ同様に、
だれかに向けて呼びかけられていますね。
誘拐を確信される何かはあるけれど、
特定はできてない、踏み込めないから、、
このような発信を短期間で出されているように感じます。
親にとって子どもは全てです。
追求しない、警察も逮捕しないと発信してくれればなにか変わるかもしれませんが出来ないんでしょうかね。。
無事に保護されてほしいです。」
「ご家族には誘拐の証拠みたいのが知らされてるのかな?お母さんもそっと離してみたいなコメントしてたし、事故じゃないと思いたいって親心よりはもう少し何か引っかかる言い方をしてるのが気になります。川の近くに子供が1人で居たら目立つけど大人が一人で居てもさほど気に留められないかもしれない。靴を置いたのは別の人だったってことかな。捜査中で明かせない情報もあるのかもしれないけど、無事にもどってくるといいですね。」
「先日のお母さんのコメントにも違和感があったけど、今回のお父さんのコメントにも違和感がある。事件だという前提のコメントだから、違和感があるのかな…警察からも事件の可能性を言われてるのでしょうか。
とにかく見つかることを祈ってます。」
といった風で、お母さんの時と同様に、違和感を感じる人も少なくはありませんでした。しかし、一様にネットで書き込んだ皆さんも、南朝芽さんが無地で見つかることを祈っています。
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