3歳児幼稚園バス置き去り事件

川崎幼稚園増田立義園長の経歴と顔画像「70代で痴呆はあった」3歳児バス置き去り・静岡県牧之原市

3歳児幼稚園バス置き去り事件

静岡県牧之原市の川崎幼稚園で、幼稚園バスの中に取り残された3歳の園児・河本千奈ちゃんが意識のない状態で見つかりその後死亡が確認されました。

バスを運転していた川崎幼稚園の増田立義園長の顔画像と経歴を調査。70代園長と派遣職員の実務の実態をみていきます。

川崎幼稚園増田立義園長の顔画像

5日午後、静岡県牧之原市の川崎幼稚園の送迎用の幼稚園バスの中で、女の子が倒れているのが見つかりました。

その女の子は川崎幼稚園の園児で、3歳の河本千奈ちゃんでした。

5日午後2時13分ごろ、牧之原市静波の認定こども園「川崎幼稚園」で「バスの中で園児が意識がなく、呼吸もしていない」と園の職員から消防に通報が入り、救急隊が駆け付けた時には、園児は心肺停止状態で、運ばれた病院で死亡が確認されています。

3歳の園児河本千奈ちゃんは、5日午前9時ごろ、登園のためにバスに乗り、その幼稚園バスは園に着くと園児を降ろして、屋外の駐車場に止められていました。園についた際、川本千奈ちゃんはバスから降ろされず、置き去りにされたとみられます。

この日、幼稚園バスを運転していたのは70代の園長で、70代の派遣職員の女性が助手席にいて、園児たちの登園の補助をしていたということです。

ということなので、まずは、この幼稚園の園長先生について調べようと思い、川崎幼稚園のホームページをチェックしました。

そのホームページには、「園長あいさつ」のページがあり、そのページ見てみると、園長先生の顔写真がありました。

それがこちら。

しかし、そのページには、園長先生の名前の表記はありませんでした(別ページに記載あり)。

そこで、幼稚園名や学校法人名で調べてみると、

川崎幼稚園の園長は増田立義園長だということがわかりました。つまり、事件の日、バスを運転していたのが増田立義園長ということになります。

そして顔画像に関して、

増田立義園長が自宅前で車に乗り込む写真が公開されています。

増田立義理事長兼園長の会見の笑い「70代老害」疲れちゃったはデマ・3歳児バス置き去り事件

川崎幼稚園・増田立義園長の経歴

では、増田立義園長とはどんな方なのでしょう。経歴をみようと川崎幼稚園のホームページを見てみると、

「園長略歴
昭和24年生まれ
昭和43年 榛原高校卒
昭和47年 専修大学経営学部卒
平成11年 浪速短期大学通信教育学部保育科卒」

という風になっていました。

ということで、増田立義園長は地元の静岡県立榛原高等学校を卒業後、東京に出て専修大学に進学して卒業しています。大学の選考が専攻が経営学部ということで、幼稚園経営のためかと思いましたが、どうもそうではないようです。

川崎幼稚園のホームページの「沿革」というのを見てみると、

「昭和23年2月 本学園の前身榛原高等洋裁学校設置認可
昭和37年2月 川崎幼稚園設置認可
昭和38年4月 榛原高等洋裁学校長・川崎幼稚園長 野村操一郎
昭和46年9月 榛原高等洋裁学校長・川崎幼稚園長 昭和46年に
昭和49年3月 榛原高等洋裁学校廃止
昭和51年4月 川崎幼稚園 設置者兼園長 増田秀夫
昭和53年7月 駿遠線跡地町より購入
昭和55年3月 学校法人榛原学園設立 初代理事長 増田秀夫」

とあります。

つまり、榛原高等洋裁学校として当初は設置認可を受けています。これは増田立義園長が生まれる前年ということになります。そしてその後、「川崎幼稚園」となったのが、昭和37年。

この「沿革」から行くと、最初に川崎幼稚園の園長になったのは昭和38年の野村操一郎氏。その後、昭和46年に飯田三郎氏となり、昭和49年に洋裁学校が役目を終え、昭和51年には設置者兼園長として、増田秀夫氏となっています。

今の「川崎幼稚園」の形になったのは昭和51年に増田秀夫氏が新た「川崎幼稚園」を設置してからでしょう。

そして、現園長と姓が同じ増田姓の増田秀夫園長が引退したタイミングで今の増田立義園長が園を引き継いだのでしょう。ちなみに、同姓ということは前園長は父親かもしくは親族ではないかと思われます。

先ほどの「沿革」では、

増田立義園長が園長になったのが平成14年とありました。つまり、専修大学卒業後、別の職業についていた増田立義園長でしたが、呼び戻されたとか何らかの理由で、通信教育で保育資格を得てのちに園長に就任したのではないかと思われます。そのときの増田立義園長の年齢は54歳となります。

増田立義園長の事件について証言

増田立義園長の幼稚園側が園児で3歳の河本千奈ちゃんが通園バスに取り残され死亡した事件について、「園児をバスから降ろす際に車内を十分に確認しなかった。バスは施錠した」という内容の証言をしていることがわかっています。

また、増田立義園長は、自宅前で「警察が事情聴取しているので。すみません」と話しています。事件のあった5日は、本来のバス運転手が休暇を取ったため、理事長兼園長の増田立義園長が代わりに運転していました。

ちなみに、バスを止める駐車場は園の敷地外にあり、車内から救助を求めても職員が気付けない可能性があります。

またネットには、

「川崎幼稚園、ついにやっちゃったね。
園長ボケてなかった?なのに運転したの?ニュース見てびっくりした。
登園管理のアプリも導入されたのに全く無意味に感じてた。だってわが子迎えに行ったらもう下校済みにされてた事ザラにある。」

さらには、

「あのバスも
中からは外が見えるけど外からは中が見えないんだよね。
幼稚園バスはやっぱり窓ガラスは透明で中が見えるようにしとかないとダメだよ💦」

と、幼稚園に子供を通わせていると思われる保護者からの投稿がありました。園長70代。ボケに関してはどうかはわかりませんが、少なくとも忘れっぽくなる年頃ではあります。

ちなみに、この方のツイートには、

このように、フジテレビの「めざましテレビ」の取材も来ていました。

7日の「めざましテレビ」の放送では、この方の話しではなかろうかと思えるアプリの話が取り上げられていました。

【関連記事】
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生かされなかった福岡の保育園事故

3歳の園児、河本千奈ちゃんが幼稚園バスに閉じ込められ熱中症で亡くなった事件の話を聞いて、過去にもそんな話があったと思い出される方も多くいたのではないでしょうか。

昨年7月29日朝、元気に保育園バスに乗ったはずの5歳児、倉掛冬生くんが保育園バスに閉じ込められ亡くなった事件です。

冬生くんは、保育園に着いた際、なんらかの事情で保育園バスから降りず、誰実も見つけられないまま、炎天下の駐車場に9時間放置されて死亡してしまいました。

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今回の川崎幼稚園の事件と全く一緒です。行政は、通達を出し注意喚起していたということですが、点検などが守られていなかったために起こってしまった事故と思われます。

福岡の保育園の事件といい、今回の川崎幼稚園の事件といい幼い命が犠牲になった痛ましい事件と言えます。

川崎幼稚園の保護者会で泣き叫ぶ声に怒号【追記】

静岡県牧之原市の川崎幼稚園で、3歳の幼稚園児の河本千奈ちゃんが幼稚園バスに置き去りにされた事件で、7日午前、保護者会が開催されました。

説明会では、保護者たちの泣き叫ぶ声や怒号が聞かれ、体調不良となった人のため救急車がかけつける事態となりました。

説明会で保護者の一人は、「当たり前に思っていました。それが常識だと思っていしました。他の幼稚園や保育園ではありえません。そう私は思っています」と話していました。

亡くなった女の子の死因は「熱射病」(重度の熱中症)と判明しています。

川崎幼稚園の登園点呼なし!静岡県監査でマニュアル未確認【追記】

静岡県牧之原市の川崎幼稚園の3歳の幼稚園児の河本千奈ちゃんが、幼稚園バスに置き去りにされ亡くなった事件で、7日午前に行われた保護者会で、幼稚園児の登園点呼を行っていなかったことが明らかになりました。

さらに、事件当日バスを運転した理事長兼園長の増田立義園長は、市に対し「普段の様子が分からず、車内の確認を職員に任せた」と説明していることがわかりました。

また、バスに園児6人がいたことを受けて、職員が紙とタブレット端末に「6人」と入力し、亡くなった河本千奈ちゃんは、システム上は「登園」していることになっていたことも分かっています。

さらにまた、静岡県が昨年11月に園を定期監査した際、バス運行の安全管理状況を聞き取ったものの、園の危機管理マニュアルを確認していなかったことが7日判明しました。

こども園の増田立義理事長辞任【追記】

静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の増田立義理事長兼園長は、7日午前に行われた保護者向け説明会で、辞任すると明らかにしました。

増田立義園長理事長兼園長というのは、「学校法人榛原学園」の理事長でもあり川崎幼稚園の園長ということです。

ちなみに、

このように「学校法人榛原学園」というのは、3歳女児の河本千奈ちゃんが通った川崎幼稚園のほかに、「静波保育園」「細江保育園」などを運営していました。

川崎幼稚園の増田立義園長が記者会見で謝罪【追記】

静岡県牧之原市の川崎幼稚園で、5日、認定こども園の送迎バスに3歳の河本千奈ちゃんが置き去りにされ死亡した事件で、7日午後3時から開かれた園の会見で、園長が謝罪しました。

さらに、理事長兼園長の増田立義園長が退任する意向を明らかにしました。「後任が決まり次第、退任する」ということです。

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