堀本わかこ福岡市議が事情聴取。元衆院議員の男性に成り済まし、旧統一教会との関係を記したビラを配ったとして事情聴取されています。
堀本わかこ市議の経歴や生い立ちについて調査。元モデルの美貌と起業家の現在をチェック。なりすまし事件の経緯を調査します。
堀本わかこ市議の経歴や生い立ち
日本維新の会から博多区で選出されていた 福岡市議会議員の堀本和歌子市議が、福岡県警から事情聴取を受ける事態になっています。
堀本わかこ市議が、福岡市博多区の元衆議院議員の男性になりすまし、男性と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりを書いたビラを配布したことが判明。
この元衆議院議員の男性からの刑事告発を受け、私文書偽造の疑いで堀本和歌子市議を、福岡県警が任意で事情聴取したことが明らかになりました。
堀本和歌子市議は、「有権者に事実を知ってもらいたかった。手段が不適切で反省している」と配布を認めているといいます。また、堀本和歌子市議は、28日に会見を開いて自ら経緯を説明した後、議員辞職する意向だといいます。
堀本和歌子市議は、8月8日の未明から早朝にかけて、博多区内の複数の住宅に自らが作成したビラを200部配っっていました。
そして肝心のビラには、「参政党福岡支部長の新開ゆうじです! 旧統一教会の式典で元衆議院議員として偉大なる韓鶴子様に韓日トンネルへの賛意と、祝辞を述べさせていただきました!」と記載されていました。
- 名前:堀本 和歌子(ほりもと わかこ)
- 年齢:41歳
- 職業:福岡市議会議員
- 選挙区:福岡市博多区選出
- 容疑:私文書偽造
元衆議院議員の新開裕司氏に成りすまし、自身が作成したビラを配った堀本和歌子市議の経歴についてみていきましょう。まずは、情報を集めるためにSNSをチェック。
堀本和歌子市議のツイッターがこちらでした。
「福岡市議会議員(博多区)です。2018年8月、家族の命をつなぐため、肝移植を経験。政治無関心の私が関心を持つキッカケに。命懸けでやれば、未来は変えられる!」
福岡市議であること。家族のため、肝移植を経験したことなどが書かれています。
そして、インスタを見てみると、
「2009年から自社ブランド10店舗経営。2018年8月に家族へ肝臓の7割移植提供し命を救う。
命がけの改革で、博多区から未来を変える。」
と記載されています。ツイッターと同じく肝移植のことが書かれていますが、こちらにはより具体的に「肝臓の7割移植提供」とされています。
そして、そのほかの記述を見ると、市会議員のほか自社ブランド展開をしているようで、2009年から10店舗経営という情報もありました。
そして、facebookも見てみました。
Facebookの自己紹介がこちら。
「自己紹介
福岡市議会議員(博多区)。
アパレルブランド10店舗運営、2018年事業譲渡。家族の命をつなぐため、肝移植。命懸けでやれば、未来は変えられる!
勤務先: 福岡市議会議員
日本維新の会 福岡市議会議員
福岡市在住
2018年10月に参加しました」
初当選は2019年の4月。その後の堀本わかこ市議の活動についても、かなり詳しく投稿されています。
そして、堀本和歌子市議のブログもチェックしました。
しかし、このブログについては、最終記事の投稿が2021年12月で、それ以降は記事投稿されていないようです。
しかし、このブログの中に、堀本わかこ市議の経歴や生い立ちがわかる記載がありました。
それがこちら。
「わかこの軌跡
1981年生まれの長女(妹1、弟1)。
モデル業(福岡銀行CM、岩田屋CM他)、百貨店勤務を経て、その後渡米。香港にて英語通訳と服飾デザイナーの経験。帰国後オリジナルアパレルブランドを起業し、全国に10店舗運営。2018年8月、生体肝移植ドナーを経験。2019年4月より福岡市議会議員。」
このような記載がされていました。
また、このブログの記載で、1981年生まれと分かり、
「おかげさまを持ちまして、39歳の誕生日を迎えることが出来ました。」
facebookのこの投稿で、誕生日が8月4日だとわかります。ということで、堀本わかこ市議の誕生日は1981年8月24日となります。
そして小学生のころからモデル業をしていたようですが、それについても、
「田代まさしさんと21年前。
テレビ番組で共演していた頃。私のこと、誰も覚えていないと思いますが、福岡銀行や岩田屋、ダイエーのCMに出ていました。そして、今は、二重顎です(笑)
当時は、容疑者でもなく口数少ないおじさんくらいの印象でした。どこで道を誤ったんだろうか。しっかり更生して欲しいですね!ダメ、絶対!」
このようにfacebookに投稿がありました。
その後、百貨店勤務、渡米、香港で英語通訳や服飾デザイナーなどを経験していました。
さらに帰国後、
堀本わかこ市議が自身のブランドを立ち上げて、最高11店舗のアパレルブランドを経営していました。
2018年には、妹さんへの肝臓の移植を決断し、移植手術していることも、ツイッター、facebook、ブログに何度も記載がありました。
また、幼い頃の堀本和歌子市議について、自分自身で、
「小さい頃、幼稚園が嫌いでひとりで脱走して家に歩いて帰る子でした。こどもなのに、私はこどもじゃないって思ってた。好き嫌いハッキリしてたんだな。私は生まれながら、突き通す女だったらしい。未来を変える人になる!」
このように、好き嫌いはっきりしていたとコメントしています。
堀本和歌子市議は元モデルの美貌
堀本和歌子市議は、これまでの調べの中で、元モデルであったことがわかっていますが、41歳となった今でも、「美人市議」と言われる美貌だといいます。
インスタグラムを中心に、マスクありとマスクなしの画像を選んで掲載します。
この美貌でありながら、市議としての仕事も当然ですがきっちりやっていたようです。しかし、勝気な性格が災いしたのか、今回のなりすましビラ配りはいただけません。
堀本わかこ市議のエレベーターガールとギャル経営者時代【追記】
堀本わかこ市議がモデルの後、百貨店で働いていたとしていましたが、働いていた百貨店が判明しました。堀本和歌子市議は、福岡市に本店のある「岩田屋」デパートに勤務。その百貨店で、デパートガールをしていました。
その時の画像がこちら。
この頃の堀本わかこ市議は、美人っていうよりもかわいい系の顔立ちだと思えます。
そして、その後自分のブランドを立ち上げるわけですが、その頃のコメントがこちら。
「7年前のギャル経営者の私です。
やっぱり若い頃は元気だったね。
いろんなスタイルしたかも。
まじめに本当に頑張ってた時期。遊ぶ暇なく店舗経営がっつり仕事人間だったな。」
そしてこのコメントに添付された2枚の写真がこちら。
そして最後に「鬼」呼ばれていたというギャル時代の画像がこちら。
このころの堀本わかこ市議は、経営するブランドの店舗スタッフに、裏では「鬼」と呼ばれていたようです。
堀本わかこ市議の家族
堀本和歌子市議の家族構成は、先ほどのブログの「わかこの軌跡」の中に「妹1、弟1」の記載がありました。
Facebookの投稿にも、
「ステイホーム年末年始。
肝臓を共有した妹は、月1の検診があり、肝臓は変化なく順調と報告あり!一年振りの弟も元気そうで良かった。優しい心の持ち主です。
家族って本当に有難い。いつも笑顔にしてくれてありがとう!」
このように、肝臓を移植した妹さんと弟さんがいるようです。またお母さんに関してはお元気で、たまにあっているというFacebook投稿もされていました。
ただ、父親に関しては、すでに亡くなっておられるという投稿が、フェイスブックにされています。
堀本和歌子市議の旦那や子ども
そして、堀本わかこ市議には、旦那さんや子供さんはいるのでしょうか。気になるところですが、ツイッターやFacebookの投稿にはそれらしい話は、ほぼされてはいません。
しかし、フェイスブックの中に、この投稿を見つけました。
「私の家族を紹介します。
一人暮らしだけど、女同士仲良く暮らしてます。
シーズーのチョコ(8歳)と、ポメラニアンのモチ(6歳)です!
お散歩大好きで、人通りが多いところは抱っこしてます。4キロと4キロなのでかなり重たいです(笑)」
ここに、堀本わかこ市議の事実があるのでしょう。「一人暮らし」で、家族の紹介はチョコとモチというワンちゃん。
ということから、おそらく堀本わかこ市議は独身で一人暮らし。愛犬が2匹という生活なのであろうと予想できます。
堀本わかこ市議の成りすましビラ配り
日本維新の会の福岡市議会議員・堀本和歌子市議が、元衆議院議員の男性になりすまし、旧統一教会との親密な関係を訴えるビラを配った疑いで、警察から任意の事情聴取を受けていたことがわかっています。
元衆議院議員というのが、新開裕司氏です。ではなぜ、新開裕司氏のことを暴露するようなチラシをまいたのかについては、次回の市議選に新開氏が立候補してライバルとなる可能性があったからだとみられています。
堀本わかこ市議は、「ツイッターをリツイートする感覚でやってしまった」と話していて、所属する会派に議員を辞職する意向を伝えたということです。
しかし、順調そうに見える市議の仕事ですが、新開氏に立候補されると自身の席が危うくなると考えての所業でしょう。いずれにしても、議員としては誠にお粗末な行いです。
堀本和歌子市議の謝罪会見【追記】
日本維新の会の堀本和歌子市議が、謝罪会見を開きました。
次期市議選で、ライバル候補になるとされている元衆議院議員の新開裕司氏になりすまし、新開氏と旧統一教会との関係を示すビラを配布していた件での謝罪です。
冒頭、「このたび市議会議員の辞職届を出し、本日付で辞職させていただいた」とし、「私は8月上旬に参政党の福岡支部長の当該男性を名乗り『旧統一教会の式典で、元衆議院議員として偉大なる韓鶴子(ハン・ハクチャ)様に韓日海底トンネルの謝意と祝辞を述べた』と書いたチラシを博多区内にポスティングをしていました」と事実関係を説明。
そのうえで、「当該男性、当該男性を支援されている方々に多大なるご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
さらに、「いつも応援していただいている皆様、私に期待していただいた皆様、日本維新の会を支援いただいた皆様、行政の皆様にも多大なるご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」と関係者への謝罪も口にしています。
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