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広島市西区田方の土砂崩れ画像と動画!普段の画像との比較に驚愕!現在の状況

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8月14日の午後7時過ぎ、広島市西区田方の住宅団地で土砂崩れが起き、複数の住宅に土砂が流れ込む被害となりました。

広島市西区田方で起きた土砂崩れの現場の画像と、土砂崩れが起きる前の普段の画像を比較。どれほどの土砂が流れ出たのかを検証していきます。

広島市西区田方の土砂崩れ画像と動画

14日午後7時すぎ、広島市西区田方の住宅団地で「土砂崩れが起きた」と住民から警察や消防に通報がありました。

警察が現地に向かったところ、団地の裏側にある山が崩れ、複数の住宅の1階部分や道路に土砂が流れ込んだということでした。

警察と消防が被害の確認を進めていますが、これまでのところ巻き込まれた人がいるという情報は入っていないということです。

土砂災害の起こった現場は、広島市西区の山あいの高台にある団地で、近くには病院や小学校もあります。

まずは、広島市西区田方の場所を地図で見てみましょう。

広島市の中区から西側の地図になります。

この地図上の左側の赤い矢印あたりが、今回土砂崩れが起きた広島市西区田方の現場になります。

さらに、拡大地図で見てみると。

県道から少し入ったあたりの団地になります。

この県道は、山陽道五日市インターチェンジから添付の地図でも確認できる西広島バイパス(国道2号線)につながる連絡路として、毎日多くの自動車やトラックが通行する交通量の多い場所。

朝や夕方の通勤時間帯には渋滞も起こるほど、交通量の多い県道です。

その県道から、ほんの少しわき道に入った場所の土砂崩れの現場の画像がこちらです。

自動車が窓と屋根を残して埋まってしまっています。ちなみにこの自動車も、そこに駐車してあったわけではなく、道の上から押し流されてきた自動車のようです。

土砂崩れのあった現場に、翌朝には土砂崩れの被害にあわれた方なのか、女の子を連れ、土砂の流れてきた方向を眺める人も確認できます。

しかし、その目前の土砂の上にはまだ大量の雨水が流れており、今後の天候によっては2次災害の恐れもあります。

そして、土砂はその団地だけにはとどまらず、普段交通量の多い県道にも流れ出ていて、ご覧の状態。

土砂が流れ出ていることはもちろん、流木の流れ出てきており、さらにまだそこを雨水が流れている状態です。

従って、この県道は、昨晩午後9時には通行止めになっていました。

警察官が出て、五日市インター方面に向かおうとするトラックや自動車の交通整理をしていました。

ちなみに、この写真の場所は、広電バスの通る美鈴が丘団地方面から降りて来た道と古田台小学校から降りて来た道が出会うところ。その辺りまで土砂が流れているのが分かります。

そして、流れ出た土砂は砂状態ではありますが、そのまま西広島バイパスに向けて流れ、西広島バイパスの側道まで到達していました。

その辺りの動画を見てみると。

当時の広島市には、警戒レベル5の「特別警戒警報」が発令されており、あの3年前の中国地方に甚大な被害をもたらした西日本豪雨の雨量を超える地域も出てきていて、さらに今後も雨が続く予報もあり、より一層の注意が必要です。

広島市西区田方の土砂崩れ画像と普段の画像を比較

土砂崩れに会った現場の画像を見てきましたが、普段とは全く違った姿になってしまった団地や道路が分かりました。

土砂崩れ画像の普段の画像を比較して検証してみましょう。

上の画像が、先ほど見た土砂が流れ出て自動車を押し流した画像です。そして下の画像は、同じ位置の普段の画像。

少し角度が違うのですが、分かれ道に立っている看板がどれほどの土砂で埋まっているかが確認できます。

もし、ここに人がいて土砂に流されたらと考えるとゾッとしてきます。

さらには、先ほど説明した、広電バスの通る美鈴が丘団地方面から降りて来た道と古田台小学校から降りて来た道が出会うところの画像。

こちらが昨晩の画像。

そして一夜明けた画像。

そして普段のその場所は、こんなところなのです。

普段交通量の多い県道も土砂に覆いつくされ、様変わりしていることが分かります。流された土砂の距離は、先ほどの砂まで入れると、500mから700mくらいはあるものと思われます。

土砂災害の被害者の声

今回の土砂崩れの災害によって家が埋まってしまった男性へのインタビュー。

「女房が一人でおった(居た)んですよ。家に」

「戸が開かんらしいんですよ、家の戸が」

「だから、もう家にはいられんけん、二階上がっときんさい言うて、二階上がらしたらしい」

人への被害は報告されていないものの、建物や自動車などへの被害は、かなりありそうです。

広島市西区田方の土砂災害の概要

記録的な大雨により、広島市西区では土砂崩れが起きて住宅地に流れ込みました。現場から報告です。
 (榮真樹アナウンサー報告)
 西区田方という場所に来ています。この場所では人的被害は起きていませんが、現在も道路の上には土砂が覆われています。
 14日午後7時すぎにこの辺りで土砂崩れが起きました。そして、現在も濁った水が勢いよく用水路に流れている状況です。
 この場所なんですが、3年前の西日本豪雨でも災害が起きた場所です。ただ近所の人の話によりますと、3年前はここまで大きな被害は出なかったということで、この被害の状況を見て非常に驚いているというような話をされていました。
 現在もまだ、辺りには大きな木や生活用品、そして半分ほど埋まった車などもあります。
 現在雨はやんでいます。ただ15日一日、大気の状態は不安定です。
出典:https://www.news24.jp/articles/2021/08/15/07923630.html

3年前の甚大な被害をもたらした西日本豪雨を思い出してしまう、今回の広島市西区田方の土砂崩れ災害。

幸いにも、現在のところ人への被害は報告されていませんが、今後も19日の木曜日まで不安定な天気が続く予報も出されており、厳重な警戒が必要な状況です。

広島だけに限らず、この大雨の影響での避難などに関して、警報に従い、早めの対応で被害を最小限にとどめて欲しいものです。

広島市西区田方の土砂崩れの現在の状況

広島市西区田方で8月14日に起こった土砂災害。その後も雨が降り続いていて地盤が緩んでいるのではと思われます。

現在の状況はどうなっているのか?みていきます。

まず、県道の方は、15日夜には警察のバリケードは撤去されていて、自動車がつこう出来る状態になっていました。

そして問題は、土砂崩れの起点となった団地ですが、その現在の画像がこちらです。

この画像は18日お昼頃の画像。団地の道路の土砂は撤去されていて、土嚢らしきものが置てあるものの、土砂で埋まっていた看板の脚が、見える状態になっています。

しかし、18日夜から19日にかけても雨が降ったりやんだりし、時折強く降る時間帯もありました。今後も、振ったりやんだりが続く予報となっており、まだ、雨に対しての注意が必要です。

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