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広島カープ誤審ワンバンキャッチ動画!阪神戦・甲子園で6年前の悪夢再び

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10月18日プロ野球広島対阪神23回戦、8回表に疑惑の判定。打席の曾澤選手が放った打球を、阪神のレフト板山選手が捕球したと判断されアウト。

しかしこの捕球がワンバウンドしていて誤審の疑惑。このシーンを動画と画像で検証します。6年前の甲子園の誤審を思い起こすワンプレーです。

広島カープ誤審ワンバンキャッチ動画

プロ野球セ・リーグでシーズン大詰めとなった10月18日の阪神甲子園球場の阪神対広島23回戦で、またも誤審を疑われる出来事が起こりました。

今シーズンここまで阪神タイガースは、当初好調を維持して「独走か?」とも言われましたが、途中で失速。しかし巻き返して現状2位。この試合が始まる前まで、首位ヤクルトに3ゲーム差でした。

一方の広島カープは、スタート直後は”ぼちぼち”でしたが、ゴールデンウィークで連敗。さらに交流戦が始まると大失速して交流戦最下位。カープファンから「Bクラス決定」とまで言われました。

しかし、9月に入り若手と鈴木誠也の活躍で徐々に盛り返し、巨人の失速もありCS出場(3位以内)がぎりぎり狙える3位巨人と2.5ゲーム差まで来ていました。

つまり、この23回戦は、阪神タイガースは首位に向けて、広島カープはCS出場(3位)に向けて負けられない試合だったのです。

さらにこの試合、阪神伊藤投手が好投。7回まで広島を0点に抑え、広島の九里亜蓮投手も6回2/3を2失点と試合を作りました。

問題が起こったのは8回表、広島は堂林、長野のヒットで1点を返し、長野の代走の大盛が衣類の場面で代打の會澤。この回から変わった阪神の岩崎投手の3球目を打った打球は、レフト板山選手の前へ。

「左フライ
141km/h ストレート、1塁戻れずアウト(大盛)、好プレイ(板山)、攻撃チームリクエスト後判定変わらず、広島・残り1回」

ワンバウンドしたかぎりぎりキャッチかきわどいプレイはアウトの判定。飛び出していた1塁ランナー大森選手は戻れずダブルプレー。この判定に広島佐々岡監督はリクエスト。しかし判定は覆らず。

もし、あの打球がワンバウンドしてヒットであれば、1アウト1・2塁で同点逆転のチャンスとなるところでした。

それにしてもワンバウンドか否かは非常に微妙。

おそらく肉眼では、板山選手がぎりぎりキャッチしたと思えるとは思います。しかしよく見ると、バウンドしたボールがグラブに収まっているようにも見えるのです。

やはり、この板山選手の捕球は、ワンバウンドでの補給とみる人が多いようです。

この場面を画像で見てみると、

地面についているように見えますね。ワンバウンドしていて審判の誤審でしょう。リクエストで映像見たのに、です。

しかも、広島カープ佐々岡監督によると「(塁審の)ジャッジが遅いんじゃないか」と抗議したそうです。塁審のジャッジが遅かったので、1塁走者の大盛選手は帰塁することが出来なかったと。

しかし判定は、キャッチしてアウト。1塁へ転送されてダブルプレー。この結果、阪神タイガースは首位ヤクルトに2.5ゲーム差。広島カープは、3位巨人に3ゲーム差となりました。

試合後の広島カープ佐々岡監督は、「試合中はあれ以上言っても覆ることはなかった。ただ、審判に映像を見てもらったわけだから、何のためのリクエストだったのか、となってしまう」と話し、「球団の方にはそういう(意見書提出の)お願いをしたので、あとは球団の方で判断することになると思います」としています。

しかし、過去にもあったと思えるこの『既視感』は、なぜなのでしょうか。

阪神戦・甲子園・シーズン終盤 6年前の悪夢再び!!

「阪神戦」「甲子園球場」「シーズン終盤」。なんとなく蘇ってきました。

2015年シーズンも終盤に差し掛かった9月12日。阪神タイガースが甲子園球場にビジターチームに広島カープを迎えて3位争いをしていました。

この後、シーズン終盤の9月14日には、1位から4位までのゲーム差が3ゲームという大混戦が繰り広げられていました。この年の最終結果、3位阪神と4位広島のゲーム差の0.5ゲームというのは、非情なものでした。

なぜかというと、正規の大誤審と呼ばれる「誤審」があったからです。

その誤審というのがこちら。

広島カープ。ホームランのはず。誤審

場面は、延長12回表。1アウトランナーなしから7番の田中広輔の打球がフェンスを越えているにもかかわらず、フェンス直撃の3塁打と判定された誤審。

このニュースの音声でも言われていますが、明らかに超えている。しかもビデオ判定したにもかかわらず、3塁打とされてしまいました。

この結果をNPBが再検証。誤審と認め当時の熊崎勝彦コミッショナーが陳謝する異例中の異例の事態となりました。また当時広島カープの緒方監督が「ファンも見ている。二度とこういうことがないようにしてもらいたい」と言い残したことが記憶に新しい。

2015年シーズンの最終結果は、3位阪神と4位広島とのゲーム差は0.5。田中選手の打球がホームラン判定なら広島がCS進出となるところでした。

この2015年の悪夢の誤審の再来なのか。広島カープはこの日の敗戦で、2021年シーズンの負け越しが決定しました。

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