10月31日、京王線国領駅に停まった電車の中で刺傷・放火事件があり、服部恭太容疑者が逮捕されています。
服部恭太容疑者は福岡の出身。服部恭太容疑者の通った小学校、中学校。高校を特定。まじめな性格が彼女にフラれて性格がどう変貌したのかみていきます。

服部恭太の出身小・中・高校を特定
東京都調布市を走行していた京王線特急の電車内で、男性が刃物で刺されて重体となり、他にも16人がけがをした事件が起こりました。犯人は電車内で警察に逮捕されています。
10月31日、午後8時ごろ、服部恭太容疑者が東京・調布市を走行中の京王線の3号車の車内で72歳の男性を刃物で刺し、さらに5号車に移ってペットボトルに入れた液体をまき、ライターで火を付けています。ペットボトルの液体は、ライターオイルでした。
服部恭太容疑者は、「『何やっているんだ』と言われて刺した」と供述していて、刺された72歳の男性は重体となっています。
さらに服部恭太容疑者は、「人を殺して死刑になりたかった。6月ぐらいから死刑になることを考えていた」とも供述しており、10月31日の人での多いハロウィンを狙った、計画的な無差別殺人だったということになります。
- 名前:服部 恭太(はっとり きょうた)
- 年齢:24歳
- 職業:不詳
- 住所:不詳
服部恭太容疑者はアメリカの人気コミック「バットマン」シリーズの悪役ジョーカーに憧れていて、事件当日、ジョーカーに似た緑のシャツに青系のスーツ、紫のコート姿のコスプレをして事件を起こしています。
映画「ジョーカー」では電車内で人を殺害するシーンがあり、それを真似たのではないかと考えられます。服部恭太容疑者は「計画通りできず、殺せなくて悔しい」と話しています。
服部恭太容疑者は文春オンラインの中で福岡で生まれ育ったことがすでに報道されています。ネットでは、「出身校どこよ?」といったコメントも見られることから、服部恭太容疑者の出身校を調査しました。
ツイートにこんなツイートがありました。
「京王線事件の服部恭太 福岡市立 千代小学校 、千代中学校 卒業 福岡県立 魁誠高等学校 (粕屋町)卒業 市営住宅の母子家庭⁉️ 千代校区は県内有数の在日韓国・北朝鮮人在住エリア。以前は総連系の商店街が九大病院脇にありましたが10数年前に無くなりました。部落解放同盟の福岡県連合会があります。」
服部恭太容疑者の高校は魁誠高等学校
文春の写真の中に服部恭太容疑者の高校時代の写真がありました。
ツイートには、服部恭太容疑者の福岡での出身高校は、「福岡県立 魁誠高等学校」とあります。
この情報をもとに福岡県立魁誠高等学校の制服を調べると、
福岡県立魁誠高等学校の制服についた校章は、服部恭太容疑者が来た制服にある校章と同じであることが分かり、このことから、服部恭太容疑者の出身高校は「福岡県立魁誠高等学校」だということが特定されました。
服部恭太容疑者は空手部に所属し主将をしたということですが、同級生によると「主将になったのは一番真面目だったから。他になりたいヤツもいなかったというのが真相」と話しています。
このコメントにもあるように、高校の学校生活で服部恭太容疑者はかなり真面目だったようです。
他の同級生は「仲のいいヤツと、女の子の話とかはしてたみたい。実際付き合ってた彼女がいたみたい」と話しています。
まとめてみると、服部容疑者の高校時代は真面目だけど、女の子にも興味を持ったごく普通の高校生活だったようです。
服部恭太容疑者の出身中学は「千代中学校」
そして、中学に関してツイートには「千代中学校 卒業」とあります。
これに関して、ネットの情報の中にも、
このように、服部恭太容疑者の名前で陸上の砲丸投げの記録が残っていました。その記載には、所属が「千代」となっています。
このことから服部恭太容疑者の出身中学は福岡市立千代中学校だという可能性が高いです。
この情報から、中学時代は陸上部だったということがわかるのですが、記録的にはどうなのか?と考え中学記録を調べてみました。
「種目 砲丸投げ 記録 17.85 期日 2015.10.3
記録 中学男子 距離 81m11 」
上段が砲丸投げの中学記録。下段がジャベリックスローの中学記録です。確かに中学記録ということなので日本で一番凄い中学生の記録ですが、それにしても、この数値から見ると服部恭太容疑者の中学時代の記録は、競技をやっていたというより普通の中学生の記録のように思えます。
同級生によると、服部容疑者は「真面目ではあったけど、部活はそれほどでもなかった」と話しています。
小学校は千代小学校
そして、ツイートにあった千代小というのは「福岡市立千代小学校」のこと。服部恭太容疑者の出身中学は福岡市立千代中学校だとすると、その学区を調べると、
千代小学校の進学は学区的には千代中学校となっていて、服部恭太容疑者の出身校は「福岡市立千代小学校」の可能性が高いです。
服部恭太容疑者は「彼女にフラれて性格が変貌」
服部恭太容疑者は、犯行の動機の中で「自分では死ねないから、大量殺人を犯して死刑になるために事件を起こした」「仕事で失敗して友人関係もうまくいかず死にたかった」と話しています。
「仕事で失敗した。友人関係も上手くいってない。だから死刑になりたい」と短絡的な話に聞こえますが、では、服部恭太容疑者は、高校を卒業後どうしていたのでしょう。
「京王線刺傷事件容疑者 服部恭太についてわかってる事
実家は福岡市博多区の団地 数年前に取り壊されマンションになっている
母と妹と暮らしていた
市内の小中学校を卒業 中学校で陸上部の砲丸投げ 高校で空手部主将
高校卒業後は介護職と言っていた」
ツイートには、服部恭太容疑者は高校卒業後は介護職に就くと言っていたようです。なので、高校を卒業してすぐには介護の道に入ったのかと思われますが、文春にもあるように、その後職を転々と変えていて、4年前には福岡の天神にある漫画喫茶で働いていたようです。
その当時、服部恭太容疑者には彼女がいたようです。その当時の同僚の話では、「かなり仲良かった」ということですが、ある時期に「別れた」みたいで、それから病んでるようになったと語られています。
高校時代には、彼女もいて空手部の主将でもあり、その彼女に入れこんだのでしょうが、結果フラれて心に傷を負ってしまった服部容疑者。
その後、服部恭太容疑者は、勤めていた漫画喫茶で盗撮事件を起こしてクビになっています。警察に連行されたということで、示談になったと言えど、”まじめ”だったと言われるそれまでの服部恭太容疑者の人生に、初めてついた汚点でした。
彼女を失ったことからくる寂しさに耐えられず、盗撮に走って警察のお世話になってしまった服部容疑者。
服部恭太容疑者の供述にある「仕事で失敗して友人関係もうまくいかず」というのはこのことではないかと思われます。つまり、服部恭太容疑者が変わってしまった発端は、「友人」ではなく「彼女」と別れてしまったことではないかと思われます。
今回の事件について、服部恭太容疑者は、「6月に会社を辞めてから神戸や名古屋を転々とし、1カ月ほど前から東京・八王子市内のホテルなどに寝泊まりしていた」といい、犯行は上京してくるときに思い付いたとしています。
しかし、だからといって無差別殺人の計画を立てて実行しようとするというのは自分勝手過ぎます。
服部恭太容疑者の性格
京王線の車内で、無差別殺人に繋がるような凶悪な犯罪を犯した服部恭太容疑者の性格は、いったいどのような性格なのでしょう。
服部恭太容疑者が住んでいた近所の人の話では、高校時代「恭ちゃん」と呼べば、会釈して挨拶してくれる優しい子だったということです。
また、同級生の話では「真面目で目立たない」感じだったそうで、でも「いじめられたりとかは無かったと思う」といっています。
そして、漫画喫茶の同僚も、「勤務態度はとにかく真面目で良かったですよ」と。そして、「地味であまり自分からは喋らない感じだけど、プライベートな話も、振れば普通に笑って答えていて、悪い印象はなかったです。店長からも、スタッフの中で一番ぐらい気に入られていました」と話しています。
つまり、服部恭太容疑者は、地味だけれども真面目な性格”だった”ということになります。変ったのは、やはり彼女と別れてからのようです。それだけ服部容疑者にとって彼女がいた存在は大きかったと言えそうです。
彼女のことをすごく好きだったようで、そんなプライベートな話もしていた同僚が「明らかに変わった」という印象を服部恭太容疑者に持ったようです。陰キャというか、病的に暗くなったようです。
服部恭太容疑者は、フラれてショックだったかもしれませんが、世の中の人達はみんな困難を味わっても立ち直って毎日を頑張っているのです。このことが犯行の理由のひとつならば、それは服部容疑者の弱さであり、全く許されることではありません。
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