橋本志穂容疑者が母親を栃木県上三川町の自宅ベランダに遺棄したとして再逮捕されました。実は、橋本志穂容疑者は、イギリスに出国し入国審査で強制送還されていました。
橋本志穂容疑者が、なぜ母親のパスポートを使い、成りすましてイギリスに出国したのか?を調査します。


橋本志穂容疑者が母親を栃木県上三川町の自宅ベランダに遺棄
栃木県上三川町の県営住宅で、頭部を刃物で激しく切られるなどして布でぐるぐる巻きにされた遺体が見つかった事件で、遺体はこの家に住む橋本啓子さん(54)と判明しました。
事件は、橋本啓子さんの勤務先から「従業員が2月中旬から無断欠勤していて連絡が取れない」と、安否確認の要請が警察にあり発覚しました。
警察は、この家に同居する長女で、自称イラストレーターの志穂容疑者を母親の遺体をベランダに遺棄したとして再逮捕しています。警察は、橋本志穂容疑者の母親が死亡した原因についても、何らか知っているとして調べを進めています。
- 名前:橋本 志穂(はしもと しほ)
- 年齢:28歳
- 住所:栃木県上三川町天神町
- 職業:イラストレーター(自称)
橋本志穂容疑者が、逮捕ではなく再逮捕なのは、事件が発覚する前、橋本志穂容疑者はイギリスに出国。日本の出国審査は通過し、イギリスの入国審査で虚偽が発覚して日本に強制送還され、旅券法違反の疑いで逮捕されていたため、2度目の逮捕となったものです。
橋本志穂容疑者がイギリスに出国
橋本志穂容疑者の母親の橋本啓子さんが遺体で見つかったのが、警察が上三川町の県営住宅に入っていった3月10日のこと。
しかし、橋本志穂容疑者は、それより前の先月25日、成田空港からイギリスに出国しようとしていました。しかも、出国の申請に使ったパスポートは橋本志穂容疑者本人のものではなく、母親の啓子さんのパスポートだったのです。
そして、成田空港での出国審査で無人の審査ゲートから出国しようとしますが、これは引っかかってゲート通過が出来ませんでした。
なので、仕方なく友人の審査ゲートへ向かった橋本志穂容疑者は、母親のパスポートを使ったにもかかわらずゲートを通過することが出来、イギリスに向かっています。
そして今度は、イギリスでの入国審査。ここで橋本志穂容疑者が母親の塀子さんのパスポートウィ使い成りすましていたことがバレてしまいます。結果、3月1日に強制送還。千葉県警に逮捕されています。
橋本志穂容疑者がイギリスに行きたかった理由
では、なぜ橋本志穂容疑者は、母親のパスポートを使ってまでイギリスに行きたかったのか?ネットでも話題となっています。しかし、ネットでは、その話題と同じく、イギリスの入国審査で虚偽が発見されたのに、なぜ日本の出国審査では発見されなかったのかも話題です。
「出国のフィルターは緩いのね」
「日本の審査ゲートは通過でき、イギリスで逮捕。
ゴーンといい、日本の審査ザルだな。」
「東洋人とか若く見られそうだけど英でよく引っ掛かったね」
「日本の出国審査は節穴なのかw?
イギリスから突っ返されて
恥ずかしくないのかw」
「日本の出国審査官無能すぎないか」
「有人の審査ゲートの無能さが際立ってるんだが」
このように、日本での出国審査を通過したことを不思議に思ったり嘆くコメントが多数ありました。一方で、無人審査機の有能性を指摘する声も出ています。
そしてこれらに対して、回答となるコメントが、
「まぁ出国審査はザルだからな」
「どこの国もそうだけど、入るのは厳しくて出るのは緩い」
「出国審査は邦人には甘くなる傾向はある。
有人なら1分とかだぞ。
犯罪者逃亡防止のために全部自動にした方がいいかもしれん。」
「50回ぐらいは通過したけどパスポート渡して30秒だもんな
最初の頃は何日間滞在とか帰りのチケットとか言われたけど
履歴がキレイならヨシ!じゃないか」
「どこの国も出て行く分にはほぼノーガード」
という風に、橋本志穂容疑者が日本を出国できたことに対しての疑問の声にこたえるコメントが、ネットに溢れていました。
そして、それらのコメント投稿に交じって、
「母の遺体になりすまして棺桶で出国したのかと思った
何処のスパイだよっと」
「イギリスに行って何をしようとしたんだろう。
知り合いとかいたのかな」
「MI6なんでしょ」
「イギリスに伝手があったのか?」
「貧乏外人にSNSで言い寄られたか?」
「入国できたとしてどうやって生活するつもりだったのか
英語がペラペラというわけでもなさそうだし」
「他人名義の旅券を使ったのは単に自分の旅券を持ってなかったからだろ」
「はっちゃけて借金まみれになったことで、親の金目当てで殺害、海外逃亡って感じ?
闇金ウシジマくんに出てくる話みたい」
「たぶん出会い系アプリで逃亡先の相手捕まえてそう」
このように、橋本志穂容疑者が、なぜイギリスに入国しようとしたのか?について、考察する意見が出てきています。
「スパイだった」とか。このコメントの中に出てくる「MI6」というのは、イギリスの秘密諜報部のこと。まさにスパイですね。
後は、男がらみや知人関係。何らかの方法でイギリスにいる男性と恋愛していたとか、伝手があったとかいったものです。
小中学校時代の知人の話では、「目立たないタイプで、メガネかけてる感じだよね。みたいな」と言われていましたが、「(SNSみたら)結構、はっちゃけ始めたのかな。変わったなと思います」という知人も。
変った、はっちゃけたとなると、男性絡みの可能性が大きく考えられそうです。
橋本志穂容疑者が母親のパスポートを使用したのはなぜ
そして、橋本志穂容疑者のとった行動での疑問がもうひとつ。
橋本志穂容疑者がイギリスへ出国するのに自分のパスポートではなく、母親のパスポートを使っている点です。
これには、先ほどのネット意見にもありましたが、
「他人名義の旅券を使ったのは単に自分の旅券を持ってなかったからだろ」っていうのが、普通に考えられます。
橋本志穂容疑者が母親の死亡に関わっていたとしたなら、それは計画的なものではなく、その時偶発的に起こってしまった事件で、パスポートをとるのには間に合わないと判断して母親のパスポートを使った可能性です。
しかし、パスポートには顔写真が貼ってあります。それを承知で使ったとなると、橋本志穂容疑者は、母親と似ている自信があったのでしょうか。
画像で見てみると、
確かに親子ですから似てはいますが、年齢差が26歳。イギリスに行けば騙せると判断したのでしょうか。あまりに短絡的な思考の犯罪ではないでしょうか。
事件関係者の話では、母親の顔には切り傷があり、顔が誰だかわからなくするためだったのではないかとの見方もあるようで、だとしたら、娘ですから、母親の亡くなった原因に、橋本志穂容疑者がかかわっていないことを祈りたいと思います。
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