今日のお話は、俳優の遠藤憲一さんについてみていきたいと思います。遠藤憲一さんは、日本映画界に欠かせない“名バイプレイヤー”たちが、“本人役”で出演する異色ドラマ『バイプレイヤーズ』でも人気ですが、もともとは強面の悪役で人気のある俳優さんですね。
そんな強面の悪役俳優の遠藤憲一さんが、最近ではCMにも多く出演しています。今まででは考えにくい状況です。演技力が魅力で使われてるとも言われているようですが、なぜ人気なのか?についてみていきたいと思います。
また、昔、若い頃から悪役だった遠藤憲一さんですが、悪役だったはずのカクレンジャーでの写真画像が今では“かわいい”と言われ、ちょっとポーズを付けた若い頃が“かっこいいと言われているようです。どんなものなのか、見ていきたいと思います。
遠藤憲一!悪役なのになぜ人気?演技力が魅力!?

出典:
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- 名前:遠藤 憲一(えんどう けんいち)
- 生年月日:1961年6月28日
遠藤憲一さんといえば、わたしにとってのイメージとしては、“悪役”。ドラマなどでは、反社会系の役も多く、だいたい、ポマードたっぷりの頭でタバコを吸いながら、振り返った顔の眉間に縦ジワが入っている、そんな「ザ・悪役」といった印象が強いです。

出典:https://matome.naver.jp/odai/2145507280509811701
そんな遠藤憲一さんですが、いまや、“エンケン”などと呼ばれ、俳優の木村拓哉さんを「キムタク」と呼ぶのと同じような扱いになっちゃってます。この人気はどこから来ているのでしょうか?
遠藤憲一さんの俳優人生は「ほとんど画面に映らない」端役から始まり、Vシネマやカルト映画をやりながら脚本やナレーションもこなすなど、下積みを経験してきた俳優さんです。2002年、日曜劇場「太陽の季節」で、主演の滝沢秀明さんに強い影響を与えるビジネスマン役を演じるなどして頭角を現してきました。
2009年、ドラマ「湯けむりスナイパー」で、47歳でドラマ初主演。このときの役は、「温泉旅館で働く元殺し屋」というものだったのですが、同じ年の「白い春」での役は、優しいパン職人で主演の阿部寛さんが元暴力団員を演じ、普段とは真逆。しかし、この「強面なのにまじめで臆病なキャラ」のギャップがウケました。
これが遠藤憲一さんにとっては転機となり、悪人や犯人の役よりも善人や刑事役をする方が増え、「民王」では“強面総理大臣の中身が女子大生”という複雑な役をこなし、この役で「かわいい」といわれるようになりました。

出典:https://www.oricon.co.jp/news/2057908/photo/7/
以降も、米倉涼子さん主演の「ドクターX」では腰ぎんちゃくキャラの外科医を、また、「お義父さんと呼ばせて」では、若い女性にデレデレのお茶目な中年男を演じ、ギャップウケが当たり前のようになりました。
しかし、ギャップウケするというのも、もともと遠藤憲一さんが長年培ってきた“強面で悪役”というキャラがあればこそであり、またその演技力があるから「ギャップウケ」するのだと思えますね。
しかし、この先、遠藤憲一さんの“強面悪役キャラ”が少なくなっていくのなら、少し寂しい気もしますね。
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昔、カクレンジャーの若い頃の画像がコレ!?
ということで、これまでは、強面悪役と最近の役柄とのギャップでウケている遠藤憲一さんのお話をしてきましたが、本編でもお話した通り、若い頃は何でもこなしてきた遠藤憲一さん。悪役は悪役でもこんな悪役までこなしていました。

出典:https://twitter.com/non_prism/status/916083619940016128
遠藤憲一さん、さすがです。何でもありのイケイケどんどんの若い頃だとはいえ、頑張ってたんですね。このあっやく時代が今を支えているのですね。しかし、今は、これに「かわいい」の声がかかるような時代となりました。
ちなみに・・

出典:http://middlecrest.net/2016/10/22/endo_kenichi_chef/
これが、遠藤憲一さんの若い頃の画像です。結構いい男だとは思いますが・・・。今後もいろんな役で、わたしたちを楽しませてほしいと思います。
俳優『遠藤憲一』のまとめ
今日は、遠藤憲一さんについてみてきました。遠藤憲一さんのわたしのイメージとしては、まだまだ“強面悪役”なのですが、さすがに少しずつ変わってきた気がします。反社会的な役柄をやらしたら現段階では今でも一番似合ってる気がしますが…w。
そんな強面イメージの強かった遠藤憲一さんが、どう変わって人気が出てきたのかを見てきました。今までと系統の違った役柄をこなし、それが、今までと違ったことでのギャップがウケたことで、今の人気があることが凄いと感じました。
そこに行きついたのは、遠藤憲一さんの今までの努力と、経験に裏打ちされた演技力あってこそでしょうね。ドギマギしたりの演技も上手い。新しい遠藤憲一さんの発見が、今の人気の源となっているようですね。
そして昔の若い頃の遠藤憲一さんでカクレンジャーはさすがに笑えましたが、普通の遠藤憲一さんの方の写真は、なかなか男前なのではないでしょうか。あまり怖いイメージでもないのですけどね。
とにかく、今や大人気の俳優・遠藤憲一さん。今後も楽しいドラマを見せていただきたいと思います。応援していきたいと思います。
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