園子温監督の映画に出演した主演女優のほとんどに、園子温監督が手を出したとしたとされる「週刊女性」の記事が問題になっています。
そのことから、タレントの千秋さんの園子温監督絡みの意味深な過去ツイートが話題に。どんなツイートなのかを調査していきます。
映画監督の園子温監督のセクハラ騒動
このことが無ければ、今回、この記事のタイトルとなっている、タレントの千秋さんの過去のツイートとか、話題にはなっていないと思います。
どんなことがあったかというと、『園子温の性加害を出演女優らが告発!「主演にはだいたい手を出した」と豪語する大物監督の“卑劣な要求”』というタイトルで書かれた「週刊女性」の記事。
そこに書かれた内容というのが、数々の映画の賞も獲っている映画監督・園子温監督のセクハラについてでした。
- 「女はみんな、仕事が欲しいから俺に寄ってくる」
- 「主演女優にはだいたい手を出した」
などと、常日頃から豪語していたという園子温監督のことを、当時、”性被害”にあった女優たちが告発。当時の園子温監督のセクハラを証言したのです。
園子温監督のような有名監督による主演女優への性加害。その状況を被害女優たちが、かなり具体的に証言していることから、日本映画界は大きな騒動になっているわけです。
それでなくても、日本の映画界では、今年3月以降に、俳優で映画監督でもあるの榊英雄監督。そして榊監督とも親しい、俳優の木下ほうか氏の性加害が報じられたばかりというタイミングでした。
そして、今度はそこにタレントの千秋さんの過去のツイートが絡んできています。
千秋の園子温監督絡みの意味深過去ツイート
ここで、誰もが疑問に思うと思うのですが、園子温監督は映画監督です。そして千秋さんは現在は「タレント」として活躍中。「どこに接点があるの?」って思います。
実際千秋さんについて調べてみると、1991年、フジテレビのオーディション番組『ゴールドラッシュ』の初代グランドチャンピオンになり芸能界デビューしています。1992年から『ウゴウゴルーガ』という番組で、歌を歌ったり『ノンタンといっしょ』で主題歌とノンタンの声優を担当したりしていました。
千秋さんを有名にしたのは、1995年、『ウッチャンウリウリ!ナンチャンナリナリ!!』の企画で千秋さんを中心にポケットビスケッツが結成。ヒット曲を出したこともあります。
そんな千秋さんは、映画に関わっているような女優ではありません。それなのに、映画監督の園子温監督とどういった縁があったのでしょう。
その理由は、千秋さんの過去のツイートの中にありました。
「事務所も勿論知らないし初めて言うんだけど、デビュー前の素人時代に園子温監督にスカウトされたことがあるんだが、監督は覚えてないだろうな。中野の事務所に行った事がある。
あの時の呪いなのか、わたしは未だに映画というものに出れた事がない。無縁極まりない。
でも脱ぐのはやだったんだ。」
これが、千秋さんが過去に投稿した意味深ツイートです。
千秋の意味深ツイートを読み解く
この千秋さんの2014年のツイートから、千秋さんが素人時代にスカウトされたことがあるというのがわかります。「監督は覚えてないだろうな」というところから、千秋さんと園子温監督は知人関係というわけではなさそうです。
そして、一番気になるのが、ツイートの最後の千秋さんの言葉。「でも脱ぐのはやだったんだ。」です。
これにネットでは、
「なんでもかんでも女優を脱がさせようとする映画監督って頭おかしいだろ」
「素人を事務所に連れ込んで脱がせようとしたってこと???」
というように、園子温監督に対して、脱がそうとしたこと自体に対する反対のコメントが多いように思われます。
ただ、スカウトを受け、中野の事務所に行ったという千秋さんですが、「脱ぐ」というのが事務所でなのか?映画でのことなのか?について、twitterには触れられてはいません。
なので、なかには、
「園子温はオーディションで脱げるか脱げないか聞くのは有名だし、それ自体は問題ないと思うんだけど。 今回の鬼畜行為とは論点が違うと思う。」
というコメントも。しかし、千秋さんは、オーディションに行ったとも書いていないので、事務所でオーディションがあったのかどうかも定かではありません。
ただ、世界的な舞台演出家だった故・蜷川幸雄さんが、映画「蛇にピアス」の監督をした際、 オールヌードを条件にした主演女優オーディションで蜷川監督が抜擢したのは、女優・吉高由里子さんでした。
衣装合わせのときに、まだ新人女優の吉高由里子さんが巨匠監督に「ほとんど裸の映画なのに、裸を見ないで撮れるんですか?」と言い放ち、蜷川監督が「じゃ見せて」と言うと、更衣室に行ってバッと見せ、蜷川監督は、手で目を覆いながら「あ、大丈夫」と言ったそうです。
確かに映画の内容によって、脱げるかどうかっていうのは女優にとってはもちろん、監督にとっても重要な部分でもあるので、確認はしたくなるかもしれません。
今回の千秋さんと過去ツイートの「脱ぐ」というのは、映画のなかで女優として使えるかどうか試してみたいと思ったともとれます。ただ、その後、性的加害があったかもしれませんが。
千秋を女優にしてスポンサー獲得を画策
しかし、過去のツイートではありますが、まだ素人だった千秋さんとまだ無名だった園子温監督が出会っていて、しかもスカウトしていたとは意外でした。
おそらく、出会ったのが千秋さんは20歳前。園子温監督も30代前後のアラサーの頃ではないでしょうか。
映画監督の園子温監督はまだ無名なので、お金はありません。しかし、映画作りにはお金がかかるもの。園子温監督は、映画は作りたいのにお金が足りないという状況に追い込まれていたのではないかと想像できます。
そしてネットには、
「実家が金持ちだとここで逃げれる
身一つで地方から出てきたような娘はいかざるをえん」
「千秋はAGCの令嬢なんだろ?
脱ぐわけないだろ」
「日本板硝子」
とあるように、父親が「日本板硝子」の元社長・会長の藤本勝司氏。ひょっとしたら、千秋さんを女優にすることでスポンサーの獲得を狙ったのではという憶測も出来ます。
ただ、園子温監督が千秋さんをスカウトした際、父親が何者であるかを知っていたのかどうかは不明です。きっと、そのことは園監督自身と千秋さんしか知り得ません。
千秋は園子温監督好み
ネットでは、千秋さんの顔の系統が、園子温監督好みなのではないかと言われています。
「満島ひかりとそっくりじゃん」
「千秋と満島ひかりは似ている」
「園のめっちゃタイプやろ、千秋。」
といった意見もあります。
画像で確認して見ると、
こんな感じです。似ているのかどうかは別にして、同系統の顔っぽいとは言えそうです。それにしても、スカウトしたってことは、園子温監督が女優にしたいタイプだったということだということです。
その当時、千秋さんが「脱ぐ」ということを享受していれば、今頃、女優だったのかもしれません。しかし、千秋さんは芸能界で自分の力でのし上がってきており、映画に縁がなくてよかったのかもしれません。
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