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有田芳生氏の統一教会問題での発言動画「凍りつくモーニングショー」テレビ出演拒否をツイッターで報告

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参議院議員選挙に落選の有田芳生氏が、早速コメンテーターとして「モーニングショー」に出演し統一教会の問題での「政治の力」発言が物議をかもしています。

有田芳生氏が統一教会問題でワイドショーを凍り付かせた動画をチェック。その発言を調査。その後のツイッターでのテレビ出演拒否についてみていきます。

【動画】有田芳生氏の統一教会問題での発言

有田芳生氏が、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、旧統一教会に関連して発言した「政治の力」が、ネット上でトレンドワードとなりました。

番組のなかで、安倍晋三元首相が銃撃された山上達也容疑者の事件の事件を取り上げ、容疑者供述など、連日報道されている旧統一教会に関して、有田芳生氏が解説していました。

「モーニングショー」のコメンテーターの一人である玉川徹氏の発言にこたえる形で、有田芳生氏が旧統一教会への捜査について「政治の力」という言葉を使って解説しました。

この瞬間、の番組出演者、特に映し出されたのが、玉川徹氏、MCの羽鳥慎一さんなどが固まってしまったシーンが生放送されていました。

  • 名前:有田 芳生(ありた よしふ)
  • 生年月日: 1952年2月20日(70歳)
  • 出身地:京都府京都市右京区京北
  • 出身校:立命館大学経済学部
  • 職業:参議院議員(この記事執筆時点で)、日本の政治家、ジャーナリスト、元テレビコメンテーター

有田芳生氏は、先日行われた参議院議員選挙で落選し、12年務めてきた議員から7月25日をもって議員から退くことが決まっています。

その有田芳生氏が、テレビ朝日の朝の情報番組「羽鳥真一モーニングショー」に出演し、番組の中で山上徹也容疑者による安倍晋三元首相殺害事件で問題となっている統一教会について、番組コメンテーターである玉川徹氏の発言を受ける形で統一教会について発言。

この発言が、物議をかもしています。

その発言というのがこちら。

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有田芳生氏の発言に凍りつく「モーニングショー」

「90年代にあれだけ取り上げられて、その当時見てた人は、もう、『あぁ、こういう団体なんだ』っていうのは知ってたと思うんですよね」と話した玉川徹氏。

過去にさまざまな問題があり、行政が宗教法人格を取り消そうと思えば取り消せた。なのに取り消さず、宗教法人であり続けた。「これはなんでなんだ」と指摘していました。

これに有田芳生氏は、1995年秋に、警察庁と警視庁の幹部の依頼で、レクチャーを行った有田さん。その時の条件が、対象者20~30人が誰なのか聞かないでくれというものだったそうです。

その集まりの目的を聞いた有田さんは、「オウムの次は統一教会摘発するんだ」と言われたと。

しかしその後10年何事もなく、10年後に幹部に会った時、今だから言えることとしてなぜ統一教会は摘発されなかったのかと聞いた際、「一言ですよ。政治の力だった」。

この瞬間、これまで相槌をうっていた玉川徹氏が沈黙。そして、カメラがMCの羽鳥慎一さんを映し出し、「えー、一回CMいきます」として音楽が流れ始めました。

この生放送の「ワイドショー」の発言で、ツイッターでは「政治の力」がトレンド入りしていました。

有田芳生氏はFacebookで既に語っていた「政治の力」

発言が物議をかもした有田芳生氏ですが、自身のFacebookでも、7月12日の投稿で、すでにこの話を語っていました。

そのフェイスブックの投稿がこちら。

「統一教会についての講演を依頼してきた警察庁幹部『きょう誰が集まっているかは聞かないでほしい』。
続きは13日(水)20時の #NoHateTV「安倍晋三暗殺事件〜それは『民主主義への挑戦』なのか? 」でお話しします。」

といった具合。このFacebookでの投稿のように、すでにほかでも話をされたいたようです。ただ、地上波でこの話が流れたことが、かなりのインパクトを持って受け入れられたということでしょう。

有田芳生氏がツイッターでテレビ出演拒否を報告

その有田芳生氏が、ツイッターでテレビ出演を拒否したことを報告しています。

そのツイートがこちら。

「▼テレビは出ればいいというものではない。1990年代から近くで見てきたが、迎合や忖度が生まれる。動機は「出たい」から。統一教会問題ではやめてほしい。テレビ局も変わった。「空白の30年」は問題にならないが、事実としての「政治の問題」は再びタブーになるのか。明日のテレビはお断りした。」

その理由はこれか。

「あるテレビ局の人から「有田さん、『政治の力』は言わないでくださいね」。そのほか複数の局から「世界日報」「特定の政治家の名前」は言わないでほしいと伝えられた。「有田さん、昔のテレビとはちがうんだ」。#とことん現場主義」

テレビ局。おそらく地上波のテレビ局の話だと思いますが、前提条件を付けられたことが、「#とことん現場主義」の有田芳生氏にとっては、意に反するということなのでしょう。

有田芳生氏の発言にネットの反応

この有田芳生氏の「政治の力」発言に対し、ネットがざわついています。

Yahoo!のコメントを見ると、長文コメントが多数投稿されています。

その中でもこのコメントに注目。

「なかなか凄い番組でした。他のネット系では普通に発言していたが地上波となるとそのインパクトは段違いになるとも思いました。
それだけ大手マスメディアは世論に対して責任と影響力が未だあるとも。
社会的にこれだけ問題のある事象。
いじめを見て見ぬふりはいじめに加担しているのと同罪です。また、見て見ぬふりをすればよりいじめは同意を得たと過疎度を上げていきます。
騒ぎを起こすことを恐れてマスコミが事勿れ主義であっては存在意義がない。議論する場を国民に提供して欲しいと思います。」

この記事に注目したのは、「そう思う」された数ではなく、「そう思わない」の数から。これらの話のヤフコメ見てると、「そう思う」とされた数の10%~20%くらいの「そう思わない」という数があるのですが、このコメントには、2.97%しか「そう思わない」がありませんでした。

極端に少ない「そう思わない」でしたので、この意見に反対の方は少ないと考え注目しています。

また、匿名掲示板「5ちゃんねる」では、

「今日有田無双見れると思って待ってたのにw
残念。」
「複数の局から、だからね」
「圧力かけた人の名前早よ早よ」
「やっぱりテレビからハブられたか
有田も最初から全力で行き過ぎたな」
「ほんと日本のマスコミって腐ってんな
ジャーナリズムの欠片もねぇ」
「落選して議員様じゃなくなった途端元気だなw」
「政治的圧力かぁ」
「陰謀論有田になってきたなぁーそりゃーTV局も使わないわ」
「だからそのテレビ局の名前を言いなさいって。
じゃなきゃ何も変わらないでしょ。」

など、有田芳生さんに対してのコメントも多くありましたが、そのテレビ局がどこなのか、圧力をかけたのは誰なのかに興味を持ったコメントが寄せられていました。

今後の有田芳生氏の情報発信は、テレビ地上波以外のテレビや動画、ツイッターやFacebookといったSNSとなるのでしょうか。

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